2007年09月11日
デジタルアーツ株式会社

「i-フィルター®」が、エプソンダイレクトのパソコン
「Endeavor」シリーズに標準搭載
年間約20万台出荷するエプソンダイレクトの直販パソコン、デジタルアーツのフィルタリングソフトを採用

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下デジタルアーツ、証券コード2326)は、エプソンダイレクト株式会社(本社:長野県松本市、取締役社長:山田 明)の直販パソコン「Endeavor(エンデバー)」シリーズに、「i-フィルター」が標準搭載されることを発表いたします。「i-フィルター」は、2007年9月11日(火)に発表・発売された「Endeavor NJ5100Pro」以降の新製品に順次搭載される予定です。

「i-フィルター 4」&エプソン「Endeavor」

今回、標準搭載される製品は、有害サイトからお子さまを守る家庭向けフィルタリングソフト「i-フィルター 4」です。インターネットアクセスを制御するほか、パソコン利用時間の制限や閲覧記録の確認機能も備えており、お子さまのインターネット利用を保護者の立場で管理する機能を有しています。「Endeavor」シリーズに標準搭載される「i-フィルター 4」は、インストール後30日間、無料でご利用いただけます。その後継続してご利用いただく場合、初年度の利用料は4,200円(税込)、次年度以降は3,600円(税込)となります。

なお、大手国産メーカーのパソコンに標準搭載されているフィルタリングソフトは「i-フィルター」のみであり、NEC、富士通、ソニー、東芝、シャープ、日立の製品に次ぎ、今回で7社目となります。デジタルアーツでは、より多くのお客様が、ご家庭でも手軽にフィルタリングソフトを利用できる環境を整備すべく、今後もパソコンへの標準搭載を推進するとともに、フィルタリングソフトの必要性を幅広く訴求していきます。

「i-フィルター 4」の特長

「i-フィルター」は、純国産としては最も歴史の長いフィルタリングソフトです。パソコンソフトとしては初めて、日本PTA全国協議会より、推薦ソフトに指定されました。また、家庭向けフィルタリングソフト市場でNo.1となるシェア8割を誇るなど、幅広い実績を有しています(2006年度、BCN調べ)。主な特長は以下のとおりです。

高いフィルタリング精度

専任のスタッフが目視による登録・削除を行うことで、データベースをつねに最新の状態でご提供しています。また、生まれたばかりの有害サイトもリアルタイムでのブロックが可能です。これにより、業務中に閲覧の必要がない、あるいはアクセスに危険が伴うWebサイトを、高い精度で遮断します。

個人情報漏洩防止

あらかじめ登録した個人情報が、掲示板や送信フォームに書き込めないよう設定することで、インターネット経由で漏洩するのを防止することが可能です。

わかりやすい設定画面

初めてフィルタリングソフトを使う企業に配慮し、フィルタリング強度が簡易設定できる画面を用意しました。アダルトや暴力サイトはもちろんのこと、Webメールや求人サイトの遮断設定も、容易に設定が可能です。また、さらに細かく強度を設定したい場合でも、33種類のカテゴリに分類された項目について、ブロックするかどうかを各企業のポリシーに沿って判断し、自由に設定できます。

わかりやすい設定画面

インターネット利用の時間制限の設定

パソコンの利用可否を「時間帯」で設定する方法のほか、「1日に何時間まで」という設定にすることも可能です。

インターネット利用履歴の確認(ログ表示機能)

従業員がどんなサイトを閲覧した/しようとしたのか、確認することが可能です。

「i-フィルター」シリーズは、店頭・ダウンロード販売はもとより、約300店のネットカフェ、141社のインターネットサービスプロバイダー、据置型および携帯型ゲーム機などを通じて、幅広く利用されています。また、同製品のサーバー版「i-FILTER」は、すでに全国の企業・官公庁3,500団体以上、学校・教育機関13,000校以上に導入されています。

インターネットの普及が進むにつれ、10代の青少年がインターネット上の情報をもとにした事件に巻き込まれるケースが多発していることから、フィルタリングソフトに対するニーズが高まっています。総務省が本年5月に発表した「電気通信サービスモニターに対する第2回アンケート調査結果」によると、9割以上の保護者が「子どもにインターネットを利用させる場合、フィルタリングソフトは必要」と回答しています※1。

今回のように、直販されるパソコンへの標準搭載が進むことで、フィルタリングソフトの導入を検討している一般家庭へのニーズにより迅速に対応できるようになります。デジタルアーツでは、一般家庭において、より多くのお客様がより手軽にフィルタリングソフトを利用できる環境を整備すべく、今後も引き続き、パソコンへの標準搭載を推進します。また、お子さまのいらっしゃるご家庭に対し、フィルタリングソフトの必要性を訴求するなど、啓発活動を継続的に行っていくことで、安心・安全なインターネット環境の実現に向けて、活動してまいります。

以上

エプソンダイレクトについて
エプソンダイレクトは、「日本の直販パソコンをリードする、エプソン」として、日本生まれのサービスと品質をお客様にお届けしております。1億通りを超えるカスタマイズのなかから、ニーズやご予算に合わせた最適な1台をお選びいただけます。しかも、全製品2日での配達を保証。
デジタルアーツについて
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級となる2億2,000万ページを超すWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でシェアNo.1を誇るWebフィルタリングソフトとして、個人向けに「i-フィルター」、企業向けに「i-FILTER」、また企業向け電子メールフィルタリングソフトとして「m-FILTER」を提供しています。
  • ※ その他、上に記載された会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。