2015年06月01日
デジタルアーツ株式会社

「FinalCode®」、ガートナーの「Cool Vendors 2015」に選定
~業界をリードするアナリスト企業が、Print and Imaging市場の革新的なベンダーを選定~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)の米国子会社であるFinalCode, Inc.(所在地:米国カリフォルニア州、CEO:ゴード・ボイス)が、ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode(ファイナルコード)」を提供する企業として、業界最大規模のITアドバイザリ企業であるガートナー(以下 ガートナー)が2015年4月に発行した「Cool Vendors in Print and Imaging, 2015」において、「Cool Vendors 2015」に選定されたことを発表いたします。

ガートナーは毎年各IT市場における革新的なベンダーを世界中から選定し、「Cool Vendors」として認定しています。

同レポートのKey Findingsにおいて、ガートナーは次のように述べています。「デジタル文書は非常に簡単にシェアすることができますが、一旦シェアしてしまうと、他の誰かが受け取る可能性があるにもかかわらず何の制御もかけられなくなってしまうことは大きな問題です。適切なクラウドベースのツールを使用すれば、簡単に文書を配布すると共に、その配布を制御することができます。」

また、同レポートのRecommendationsで、次のように述べています。「部門長はドキュメントのクラウドサービスに潜む機会とリスクを認識しておかなければなりません。チームや個人はそうしたサービスを使うことで、非常に迅速かつ簡単に会社の情報を管理できるものだと思うかも知れませんが、彼らがセキュリティリスクを生じさせたり、厄介な混乱を起こさせないように、部門長はIT部門と一緒に取り組む必要があります。」

「FinalCode」の特徴は、指定した人・グループのみが閲覧できるようにファイルに閲覧権限を設定できることに加え、ファイルが手元を離れた後でも、ファイルの利用状況を追跡でき、更にリモートで閲覧権限の変更やファイルの削除ができることです。「FinalCode」を使えば、リモートでファイルを管理できるため、クラウドストレージなどのサービスと組み合わせて使うことで、重要な文書を簡単にシェアできるクラウドサービスのメリットを活かしつつ、セキュリティを担保することができます。部門長にとっては、クラウドストレージの利用などにより、情報の流通経路が複雑化しコントロールすることが難しくなる状況においても、「FinalCode」によって、組織が保有する情報資産の利用状況の把握と管理が可能になります。「FinalCode」は、これからのファイルセキュリティの市場ニーズに必要とされている機能を兼ね備えたファイル暗号化・追跡ソリューションなのです。

デジタルアーツは、この度、「FinalCode」が「Cool Vendors」として選定され、本レポートに掲載いただいたことを大変に光栄に思っております。本レポートに掲載いただいた事実は、全てのファイルに対していつでもどこでもリモート削除を含むIRM制御をかけることができるという、「FinalCode」の比類ない価値の証左であると考えております。企業には、極秘、機密、規制されたデータを含むファイルの共有に関わる情報漏洩リスクを減らすために、次世代の防御策や監査対応した対策が必要とされていることから、企業が社内やクラウドベースのストレージ、コラボレーションプラットフォーム等を通じて共有するファイルを簡単に保護し、高度な利用制御をかけることができる「FinalCode」の革新的なアプローチが認知されていくのではないかと感じております。

デジタルアーツは、今後、日本だけでなく世界中の企業、官公庁で、長きに渡り未解決だったファイル共有におけるセキュリティの問題を解決するソリューションとして、「FinalCode」を提供していく絶好の機会を得たと受け止め、さらなる成長を目指してまいります。

●出典:「Cool Vendors in Print and Imaging, 2015」Michele C. Caminos et al, 23 April 2015
ガートナーは、ガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高のレーティング又はその他の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジの利用者に助言するものではありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナー・リサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。

以上

「FinalCode」について
「FinalCode」は、RSA/AES256に準拠した暗号化技術を利用してファイルをパスワードレスで暗号化できるファイル暗号化・追跡ソリューションです。ファイルの暗号化時に閲覧可能者と閲覧権限をファイル単位で設定するため、仮にファイルが流出してもファイル内の機密情報が漏れることはありません。更に、ファイルが手元を離れた後でも、権限変更やファイルの消去ができるため、社外に送信したファイルでも状況に応じてリモートで管理できます。「FinalCode」シリーズは、暗号ファイル閲覧者用のライセンス負担が不要で、サーバー構築の手間も必要ないため、従来型のファイル暗号化製品と比較して、コストを低く抑えることができます。
https://www.finalcode.com/jp/
デジタルアーツについて
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級のWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、家庭および個人向け「i-フィルター」・企業向け「i-FILTER」「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を提供する他、企業向けとして電子メールセキュリティソフト 「m-FILTER」、クライアント型電子メール誤送信防止ソフト「m-FILTER MailAdviser」、純国産のセキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」、ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」を提供しています。
https://www.daj.jp
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER/i-FILTER EndPoint Controller、m-FILTER/m-FILTER MailFilter/m-FILTER Archive/m-FILTER Anti-Spam/m-FILTER File Scan、D-SPA はデジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ FinalCodeは、株式会社アイキュエスの登録商標です。
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