2016年03月01日
デジタルアーツ株式会社

「FinalCode®」連携機能を強化した
「m-FILTER®」Ver.4.6を、3月下旬より提供開始
~添付ファイルの自動「FinalCode」暗号化に加え新たに「FinalCode」暗号化ファイルの自動復号機能を搭載
MS社Exchange2016にも対応~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、企業・官公庁・自治体様向けのゲートウェイ型メールセキュリティ製品「m-FILTER」(エムフィルター)Ver.4.6において、ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」で暗号化されたファイルをメール送信する際に自動でZIP化する連携機能を搭載し、3月下旬より提供開始いたします。

今回のアップデートでは、勤務先や取引先のセキュリティポリシーやユーザーの利便性に柔軟に対応するため、従来のメール送信時に添付ファイルを「FinalCode」で暗号化して送信する機能に加えて、新たに「FinalCode」で暗号化されたファイルを自動で復号・ZIP暗号化ファイルに変換して送信する機能を搭載し、「FinalCode」との連携機能を強化しました。これにより、ユーザーは2つの機能を選択できるようになり、社内で「FinalCode」暗号化されたファイルを外部送信する際に要していた作業工数を大幅に軽減でき、そのままの状態で送信することが可能になります。また、ZIP暗号化されたファイルのパスワード通知は、自動的にメール受信者や送信者、またはその両方に送ることができます。なお、「FinalCode」で暗号化されたファイルを自動でZIPに変換する際、「FinalCode」の権限設定をそのまま使用して、ファイル復号の可否について制御が可能です。

また、従来より提供していた「m-FILTER」と「FinalCode」の連携機能である平文からの「FinalCode」自動暗号化機能もご利用いただけます。お客様側でも手間をかけずに簡単に「m-FILTER」と「FinalCode」の両製品を連携する本機能ですが、本バージョンより「FinalCode」自動暗号化と復号後のZIP自動暗号化の両機能を提供するため、従来の「FinalCode Adapter」は「FinalCode Adapter Advanced」へ名称を変え、有償で30ライセンス12万1,200円※1よりご提供いたします。

「m-FILTER」Ver.4.6で提供する「FinalCode」自動復号機能の利用イメージ

「m-FILTER」Ver.4.6で提供する「FinalCode」自動復号機能の利用イメージ

さらに、今回のバージョンアップでは、現在の「m-FILTER」Ver.4.5に実装済みの「シングルサインオン」機能の対応IdP(Identity Provider)に加え、Azure Active DirectoryやGoogle Apps for Workも「シングルサインオン」の対象となるほか、対応メールサーバーとして2015年10月にマイクロソフトよりリリースされた「Exchange Server 2016」※2や、対応OSとして「Red Hat Enterprise Linux 7.2」も動作保証対象とします。

今後、益々進むグローバル化の流れを受け、海外とのビジネスにおけるメール送信時の情報漏洩対策や誤送信防止対策がより重要性を増しています。デジタルアーツでは、国内および海外における内部からの機密情報流出を防止すべく、メールの誤送信対策、アーカイブ、スパムメール対策におけるお客様のニーズに対応し、「m-FILTER」ファミリーの機能強化を行ってまいります。

※1 本オプション保守料金は本体の15%で初年度より1年ごとに発生いたします。
※2 「Exchange Server 2016」のジャーナル連携にも対応いたします。

以上

「m-FILTER」について
「m-FILTER」は、電子メールによる情報漏洩・監査要求・年々増加するスパムメールといった課題に対応した、企業・官公庁・自治体様向けのゲートウェイ型メールセキュリティ製品です。
「m-FILTER」では、社内外宛先別の時間差配送や、添付ファイル自動暗号化・上長承認等の多彩な誤送信対策を標準機能で実現する「m-FILTER MailFilter」、リアルタイムに添付ファイルを含めたメールを保存し、高速検索で運用負荷を軽減する「m-FILTER Archive」、業界最高水準の検知率であるCloudmark社スパムエンジンによりスパムメールを 徹底排除する「m-FILTER Anti-Spam」の3つの機能を提供します。これらの3つの機能から解決したい課題に合わせ機能を選択し、柔軟な組み合わせで導入頂くことも、3つの機能全てを導入頂くことも可能です。
https://www.daj.jp/bs/mf/
デジタルアーツについて
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級のWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、家庭および個人向け「i-フィルター」・企業向け「i-FILTER」「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を提供する他、企業向けとして電子メールセキュリティソフト「m-FILTER」、クライアント型電子メール誤送信防止ソフト「m-FILTER MailAdviser」、純国産のセキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」、ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」を提供しています。
https://www.daj.jp
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER、m-FILTER/m-FILTER MailFilter/m-FILTER Archive/m-FILTER Anti-Spam/m-FILTER File Scan、D-SPA はデジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ FinalCode はデジタルアーツグループの登録商標です。
  • ※ 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。