フィルタリングニュースウォッチ

2014/08/21    フィルタリング    スマホ・タブレット   

「スマホ対策って何をすればいいの?」とお悩みの保護者にお薦めする5つの対策

連日のニュースでもスマホのトラブルが取り上げられていますが、「でも、何をしたらいいか分からない」という保護者の声もよく聞きます。そこで今回は、最低限これだけはやって欲しいという5つの対策をご紹介します。

1.子どもに啓発用の動画やアプリを見せて「どう思った?」と聞く

文部科学省の啓発用動画「スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ」を見せて、子どもに「どう思った?」と聞くだけでも子どもの意識はグッと高まります。時間も数分しかかかりませんので、ちょっとした隙間時間にぜひどうぞ。

2.「スマホをやめる時間」と「夜、充電する場所」を決める

子どもが自分の部屋で深夜遅くまでスマホを使うことは、スマホ依存や友達とのトラブルが起きるリスクを高めます。この他にも必要なルールは色々とありますが、最低でも「深夜遅くまで使わないためのルール」だけは子どもと話し合って決めましょう。

3.「返事ができない場合は予め伝えておくと良い」ということを教えてあげる

LINEやTwitterなどに「返事をしない」ということがトラブルになるケースが増えています。夜間や勉強中、もしくは旅行などで返事がすぐにはできない場合は、予め相手にそれを伝えておくと不要なトラブルを避けられます。

4.必要なサイトやアプリは許可する前提でフィルタリングを入れる

「フィルタリングは不便」と思われがちですが、必要なサイトやアプリを幾つか許可するだけで不便なくスマホを使うことができます。私も自分のスマホに「中学生」の設定で「i-フィルター」を入れていますが、Facebook、LINE、Twitterの3つを許可するだけで、特に困ることはなくスマホを使えていますし、不用意に変なサイトを開かないのでむしろ快適です。携帯ショップに行くか、「i-フィルター」を検索するかして、まずはフィルタリングを入れましょう。

5.ルールやフィルタリングに対して子どもが不満を言ってきた時こそがチャンスと捉える

一度決めたルールやフィルタリングの設定に対しても子どもは不満を言ってくるものですが、実はこの時が子どもとスマホの話をする最大のチャンスです。なぜそのサイトやアプリを使いたいのかを聞き、ルールやフィルタリングの設定を一緒に考えてあげることで、子どもと保護者の両方のITリテラシーを高めることができます。

スマホのトラブルは多岐に渡るため、何からやればいいのか分からないという保護者も多いのですが、対策の基本である「ルール作り」と「フィルタリング」は押さえつつ、トラブルの原因として増えてきている「夜間の使い方」と「友達とのコミュニケーション」についてきちんと話をして、対策を一緒に考えるというのがポイントだと思います。
<「i-フィルター」製品担当:工藤>

「i-フィルター」の詳細は製品紹介ページをご確認ください。

有害サイトフィルタリングブラウザー「i-フィルター for iOS」
有害サイトフィルタリングブラウザー「i-フィルター for Android」