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株主・投資家向け情報株主・投資家向け情報
Investor Relations

投資家の皆様へ

皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

平素は、弊社グループ事業に対して格段のご支援ならびにご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

当第1四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年6月30日)におけるわが国経済は、政府の経済政策等の効果もあり、引き続き緩やかな回復基調で推移しましたが、米国政権の政策動向や海外の地政学的リスクの高まり等、世界経済の先行きは不透明な状況が続いております。

当社グループが属するセキュリティ業界におきましては、グローバル規模で標的型攻撃等、外部からの攻撃による脅威が多様化・高度化し、従来型のセキュリティ対策では対応が困難な状況となっている一方で、クラウドコンピューティング・IoT・AI等、ITの活用はますます拡大しており、新たな脅威に対するセキュリティ対策製品が求められています。加えて、わが国においては2019年のラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピック・パラリンピックなど、世界的なイベントを控えている事を背景として標的型攻撃の対象となる事が懸念されており、セキュリティ強化が急務な状況となっております。

このような状況の中、当社グループは国内事業につきましては、当社グループの強みである「国内・自社開発」を活かしながら、創業以来主力事業としてまいりました「企業・組織内からの情報漏洩対策」に加え、標的型攻撃に代表される外部からの脅威に対するソリューションの開発を進めました。その他、「電子帳簿保存法改正」「改正個人情報保護法」等、法律改正を背景とした新たなニーズへの対応、総務省主導の自治体向けセキュリティ強化に関する残案件対応等、案件の拡大と獲得を着実に進めました。

一方、海外事業につきましては、ファイルセキュリティへの関心がグローバル規模で高まっており、政府系・企業系共に具体的な案件が増加しております。これらの案件を着実に獲得するため、米国子会社FinalCode, Inc.を中心に積極的な販売活動を進めました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,158,106千円(前年同期比126.3%)となりました。また、利益面につきましては、国内の人件費増加やイベント費用の増加があったものの、売上の拡大、米国子会社を中心とした海外事業立ち上げに関する先行投資が一巡した事等に伴うコスト減を主要因として、営業利益は356,504千円(前年同期比358.9%)、経常利益は360,251千円(前年同期比456.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は258,139千円(前年同期比 244,538千円の増益)となりました。

2017年9月には、当社グループとしては初となる、クライアント端末を狙う外部からの標的型攻撃に対する機能を強化したソリューション(「i-FILTER」 Ver.10、「m-FILTER」 Ver.5)の提供を開始する予定です。

従来より提供しております内部からの情報漏洩対策に加え、市場規模の大きい外部からの攻撃対策市場への参入および当該新製品の発表以来、皆様から多くの期待の声を頂戴しており、改めて責任の重さを感じているところではございますが、全社一丸となってご期待に応えてまいる所存でございます。

今後ともより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

2017年07月27日
デジタルアーツ株式会社
代表取締役社長 道具 登志夫