文字サイズ
標準
A
A

株主・投資家向け情報株主・投資家向け情報
Investor Relations

投資家の皆様へ

皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

平素は、弊社グループ事業に対して格段のご支援ならびにご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

当第2四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年9月30日)におけるわが国経済は、円安基調の定着などにより、企業収益は引き続き緩やかな回復基調で推移しましたが、英国のEU離脱による国際金融市場の混乱に対する懸念や海外の地政学的リスクの高まり等、世界経済の先行きは不透明な状況が続いております。

当社グループが属するセキュリティ業界におきましては、グローバル規模で標的型攻撃等、外部からの攻撃による脅威が多様化・高度化し、従来型のセキュリティ対策では対応が困難な状況となっている一方で、クラウドコンピューティング・IoT・AI等、ITの活用はますます拡大しており、新たな脅威に対するセキュリティ対策製品が求められています。加えて、わが国においては2019年のラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピック・パラリンピックなど、世界的なイベントを控えている事を背景として標的型攻撃の対象となる事が懸念されており、セキュリティ強化が急務な状況となっております。

このような状況の中、当社グループは国内事業につきましては、当社グループの強みである「国内・自社開発」を活かしながら、創業以来主力事業としてまいりました「企業・組織内からの情報漏洩対策」に加え、標的型攻撃に代表される外部からの脅威に対するソリューションの企画・開発を推進し、2017年9月に「i-FILTER」Ver.10、「m-FILTER」Ver.5をリリースいたしました。これらの製品を導入することで、Webとメールからのマルウェア感染やデータ流出対策がより強固になり、多層防御対策費用や従業員の教育費用の削減が可能となりました。その他、「電子帳簿保存法改正」「改正個人情報保護法」等、法律改正を背景とした新たなニーズへの対応、総務省主導の自治体向けセキュリティ強化に関する残案件対応等、案件の拡大と獲得を着実に進めました。

一方、海外事業につきましては、ファイルセキュリティへの関心がグローバル規模で高まっており、政府系・企業系共に具体的な案件が増加しております。これらの案件を着実に獲得するため、米国子会社FinalCode, Inc.を中心に積極的な販売活動を進めました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,468,049千円(前年同期比102.0%)となりました。また、利益面につきましては、売上の拡大、米国子会社を中心とした海外事業立ち上げに関する先行投資が一巡した事等に伴うコスト減を主要因として、営業利益は922,302千円(前年同期比116.8%)、経常利益は932,489千円(前年同期比121.5%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は618,695千円(前年同期比136.1%)となりました。

従来より提供しております内部からの情報漏洩対策に加え、市場規模の大きい外部からの攻撃対策市場への参入および当該新製品の発表以来、皆様から多くの期待の声を頂戴しており、改めて責任の重さを感じているところではございますが、全社一丸となってご期待に応えてまいる所存でございます。

今後ともより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

2017年10月30日
デジタルアーツ株式会社
代表取締役社長 道具 登志夫