導入事例

関西大学初等部

関西大学初等部
関西大学初等部
2016年に創立130年を迎えた関西大学は、13学部・13研究科及び3つの専門職大学院と留学生別科を擁する総合大学です。2010年に高槻ミューズキャンパスを開設し、初等部・中等部・高等部を新設しました。大学の教育理念である「学の実化」の精神のもと、同一キャンパスで12年間を通した一貫教育を実践しています。初等部は、「考動ー学びを深め 志高く-」を校訓に、高い倫理観と品格を持った「高い人間力」のある人材育成を目指しています。開校当初からICTの取り組みも積極的に進め、『Apple Distinguished Program 2016-2018』にも選ばれています。
  • 学校関係

3年生から6年生まで、iPadによる1人1台体制を実施

関西大学初等部 教諭 生活科・情報教育主任 山中 昭岳氏
関西大学初等部
情報教育主任
掘 力斗 氏

関西大学初等部(大阪府高槻市)は、2010年に設立した当初からICT環境の整備に力を入れてきました。校内にはパソコンやiPadなど 計300台以上ものハードウェアがあり、1年生から6年生まで、いつでもどこでもICT機器を活用した学習が可能です。

このような充実した環境のもと、同校では教育活動の柱として思考力の育成を掲げています。具体的には思考スキルの習得をねらいにした「ミューズ学習」という授業をカリキュラムに組み込んでおり、子どもたちが生涯にわたって使える思考力の育成を重要視しています。

同校がiPadの1人1台体制に着手したのは2014年度からで、初年度は5年生全員を対象に学校貸与の端末が配備されました。その後、2年目以降は個人所有のiPadによる1人1台体制に切り替え、6年生から4年生へと段階的に取り組みを拡大しました。さらに2017年度からは3年生に対しても学校貸与で1人1台環境を実施するなど、積極的にICT環境の整備を進めています。

これについて情報教育主任の堀力斗教諭は、「これからの時代を生きる子どもたちには情報リテラシーは必須です。その能力を伸ばしていくためには、学校でも家庭でも当たり前のようにICTに触れられる環境が重要だと考えました」と語っています。パソコン教室に移動して、わざわざコンピューターを使ったりするのではなく、子どもたちが調べたい、記録したい、発信したいと思った時にいつでもICTを使える環境こそが、情報リテラシーの向上に必要だというわけです。

さらには、思考力の育成とICTは親和性が高いことから、「子どもたちの考える質を高めるツールとしても捉えています」と堀教諭は言います。ICTを使うこと自体が目的にならないよう、あくまでもツールのひとつとだと捉え、多様な教育活動を実践していきたい考えです。

自由にアクセスできる学習環境で、子どもたちの調べる意欲を育む

5年生を受け持つ堀教諭は、社会科などの調べ学習でタブレットをよく活用しています。例えば、米づくりの1年を学ぶ単元では、田植えから稲刈りまでの農作業に関して工夫や努力を調べる学習を行いました。

児童たちがタブレットを使って調べる際は、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」からインターネットにアクセスし、検索キーワードを入力して必要な情報を探します。例えば、「庄内平野」「田植え」「米づくりの工夫」という具合に、児童は自分で考えたキーワードを入力するのです。その後は、Webサイトのテキスト情報をもとに内容をまとめたり、視覚的な理解を促す写真や動画を見ながら調べたりと、それぞれに合った方法で調べ学習を進めていきます。

さらに、調べた内容について発表し合う場面では、友達が発表した内容で知らない言葉が出てくれば、すぐさまタブレットを使って調べたりもします。例えば、ある児童が「中干しをする」「合鴨を放す」と発表すれば、“中干し”とは何かをササッと調べたり、合鴨がどのような動物なのかを画像検索したりする児童がいます。このように、児童が調べたいと思った時にいつでも自由にアクセスできる学習環境を堀教諭は重要視しているというのです。

「調べ学習を行うにあたり、教科書の内容を中心とした基本的なラインは決めています。しかし単元によっては、多面的に捉えてほしい学習内容や気づいてほしいことがあり、その際は教科書だけでなくネットの情報などにも触れて、理解を深めてほしいと考えています。米づくりの単元では、教科書は庄内平野を取り上げていますが、調べ学習では他の地域に目を向けるなど、どんどん自分から視野を広げてほしいと思いました」(堀教諭)

教師が見守る安全な環境を「i-FILTER ブラウザー&クラウド」で構築

堀教諭は、こうした自由なスタイルの調べ学習を実施できるのは「i-FILTER ブラウザー&クラウド」で安心な学習環境を提供できているからだと語っています。子どもたちは調べることに慣れているとはいえ、時に不適切な使い方をしてしまうこともあります。そうした際も、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」で超えてはならないセキュリティの枠を設けているため、安心して使わせることができるというのです。堀教諭は「子どもなので好奇心から道を外してしまうこともありますが、何かあった時は、すべて追跡できる機能があることも『i-FILTER ブラウザー&クラウド』のメリットです」と話しています。

さらに関西大学初等部では、iOS 9.3から実装された児童のタブレットをモニタリングできるクラスルームアプリケーションも使用しています。この機能を使えば、OSレベルで児童のタブレットをモニタリングできるため、教師は“タブレットで児童が何を見ているのか分からない”といった状況はなくなると言います。教師が見守る中で、児童の自由な使い方を促していると言えます。

タブレットの持ち帰り学習に関しては、関西大学初等部は4年生から6年生で実施しており、Apple公式の学習支援アプリ「iTunes U」を用いて宿題の配布や提出を行っています。その際も、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を通して家庭での利用時間を夜10時までと設定して使用しています。堀教諭は「タブレットの持ち帰りは、保護者の方も関わりやすいのか、宿題を見たり、協力していただける家庭が多いです。作文など、家庭で試行錯誤した経過が分かることもあり、子どもたちの頑張りが伝わってくることがあります」と語っています。保護者たちには、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を通して、子どもたちが家庭でも安心・安全な環境でタブレットを使えることを理解してもらい、不安を払拭しています。

先生が操作しやすいことが選定の決め手

株式会社SRA
開発事業部開発部
西村 考則 氏

関西大学初等部におけるICT機器の管理や保守を請け負う株式会社SRA 開発事業部開発部 西村考則氏は、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を選択した理由について、「セキュリティの安心・安全が確立されていることはもちろん、“夜10時以降はタブレットを使わない”“何かあった時に履歴を見ることができる”など、先生が操作しやすいことがメリットでした」と語っています。情報リテラシーの育成を目指す同校においては、児童の成長や教育活動に応じて、教師がフィルタリングの強度を変更するケースもあり、教師が使いやすいかどうかが重要だったと言います。

堀教諭はタブレット導入を改めて振り返り、「児童の情報リテラシーが格段に伸びました」と手応えを語っています。日常的にICTを活用しているからこそ、動画のクオリティや情報共有の仕方、入力スキルなどに成長が見られ、今後の学習をより発展させることができる情報リテラシーが身についているというのです。

なかでも課題解決をする時に、状況に応じてICTソリューションが選べるようにもなってきたことに児童の成長を感じると堀教諭は言います。「児童たちは、困ったことに直面した場合や、何か考えたことを形にしたい時、どのサービスをどんな風に使えば実現できるかという見通しを持つことができるようになってきました。これは大きなステップアップだと感じています」(堀教諭)。目的を持ってICTを使い、分からないことがあればどんどんトライ&エラーをくり返す。できないことは友達に聞いて教えてもらう姿も見られ、児童に頼もしさも出てきました。

今後の展望として堀教諭は、「eポートフォリオに可能性を感じていて、これからはさらに活用を広げていきたいですね」と話しています。タブレットの1人1台体制を最大限に活かすためには、学んだことが蓄積できるプラットフォームを充実させることが大切です。ほかにも、次期学習指導要領で必修化になったプログラミング教育にも積極的に取り組むなど、テクノロジーを活用して新しい学びに挑戦していきたい考えです。

関西大学初等部   Overview

2010年に創立した関西大学初等部は、同大学の高槻ミューズキャンパスに校舎を構え、初等部・中等部・高等部と12年間を通した一貫教育を実践しています。設立当初から充実したICT環境を整備し、高い倫理観と品格を持った人材育成を目指しています。

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