個人のセキュリティ脅威とは?IPA「10大脅威」から見る身近なリスクと対策

個人のセキュリティ脅威とは?IPA「10大脅威」から見る身近なリスクと対策(イメージ)

ニュースやSNSで、「個人情報の流出」や「不正ログイン」といった話題を目にする機会が増えたと感じている方も多いのではないでしょうか。

こうした被害は一部の人だけに起きている特別なものではなく、日常的にインターネットを利用する誰にでも関係のあるリスクです。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では、毎年「情報セキュリティ10大脅威(個人編)」を公表しており、個人を取り巻く代表的なセキュリティリスクが整理されています。(※)

フィッシング詐欺や不正ログイン、マルウェア感染など、ニュースで見聞きする被害もこの中に含まれており、「自分には関係ない」とは言い切れない身近な問題ばかりです。
セキュリティというと難しく感じるかもしれませんが、多くは日常のインターネット利用の延長で起こります。

この記事では、IPAの「情報セキュリティ10大脅威 2026」をもとに、私たちの身近にあるリスクとその対策について分かりやすく整理します。

個人のセキュリティ脅威とは?なぜ今注目されているのか

個人のセキュリティ脅威とは、インターネットを利用する中で、個人情報や金銭、アカウントなどが不正に狙われるリスクのことを指します。

近年は、スマートフォンやオンラインサービスの普及により、誰もが日常的にインターネットと関わるようになりました。その結果、攻撃者にとっても「個人」が重要なターゲットとなっています。

特に最近の特徴として、
・フィッシング詐欺の増加
・不正ログインによるアカウント乗っ取り
・偽サイトや偽アプリの高度化
などが挙げられます。

「自分は大丈夫」と思っていても、日常の行動の延長で被害につながるケースが増えているのが現状です。

個人のセキュリティ10大脅威(IPAより引用)(図)

IPA「個人のセキュリティ10大脅威」一覧と特徴

IPAが公表している「個人のセキュリティ10大脅威」では、フィッシング詐欺や不正ログイン、マルウェア感染など、さまざまなリスクが挙げられています。

これらの脅威には共通点があります。
それは、「人の行動や心理につけ込む」という点です。

例えば、
・不安をあおるメッセージで操作を急がせる
・本物そっくりの画面で安心させる
・日常的に使うサービスを装う

といった手口によって、気づかないうちに情報を入力してしまうケースが多くなっています。
また、近年はデザインや文章の精度も高く、見た目だけで見分けることが難しくなっているのも特徴です。

あなたに関係がある脅威は?身近な行動から見るリスク

セキュリティの脅威というと難しく感じるかもしれませんが、多くは日常の行動の中に潜んでいます。

例えば、
・メールやSMSのリンクを開く
 → フィッシング詐欺の入口になる可能性があります
・ネットショッピングや決済サービスの利用
 → クレジットカード情報の不正利用につながる可能性があります
・SNSの利用
 → なりすましや個人情報の漏えいにつながる可能性があります
・スマートフォンにアプリをインストールする
 → 偽アプリやマルウェア感染のリスクがあります

このように、特別なことをしていなくても、日常の延長で被害に遭う可能性があるのが、個人のセキュリティ脅威の特徴です。

セキュリティ被害はどう広がる?連鎖するリスクの実態

セキュリティ被害は、1つで終わるとは限りません。

例えば、フィッシング詐欺でIDやパスワードが盗まれると、その情報を使って他のサービスにも不正ログインされる可能性があります。

さらに、
・SNSアカウントの乗っ取り
・不正送金やクレジットカードの悪用
・なりすましによる二次被害
といった形で、被害が広がっていくこともあります。

フィッシング → 情報漏えい → 不正利用の流れ(図)

このように、1つのきっかけが複数の被害につながる「連鎖」が起きる点が、セキュリティリスクの怖さです。

個人でできるセキュリティ対策の基本

こうした被害を防ぐためには、日常の中で基本的な対策を意識することが重要です。

例えば、
・メールやSMSのリンクを安易に開かない
・ログインは公式アプリやブックマークから行う
・パスワードを使い回さない
・多要素認証を設定する
・OSやアプリを最新の状態に保つ
といった対策が有効です。

これらはすぐに実践できるものですが、忙しい日常の中で常に意識し続けるのは簡単ではありません。

なぜ"注意だけでは防げない"のか

セキュリティ対策では「気をつけること」が重要だと言われますが、それだけでは防ぎきれない場面もあります。

例えば、
・急いでいるとき
・疲れているとき
・本物だと思い込んでいるとき
こうした状況では、普段なら気づけることでも見落としてしまうことがあります。

さらに最近は、偽サイトやメッセージが非常に精巧になっており、見分けること自体が難しくなっています。

また、自分だけでなく、家族のインターネット利用も含めて考えると、人の注意だけで守ることには限界があります。

仕組みで防ぐセキュリティ対策という考え方

そこで重要になるのが、「仕組みで防ぐ」という考え方です。

例えば、フィルタリング機能を利用することで、危険なサイトや詐欺サイトへのアクセスを未然に防ぐことができます。

これにより、
・誤ってリンクをクリックしてしまった場合でも
・気づかずに操作してしまった場合でも
被害につながる前に防ぐことが可能になります。

個人の注意に加えて、技術的な対策を組み合わせることで、より現実的で効果的なセキュリティ対策を実現できます。

まとめ

自分と家族を守るためにできること
「i-フィルター 10」でできるセキュリティ対策


IPAの「10大脅威」にもあるように、個人のセキュリティリスクは年々増加し、より身近なものになっています。
重要なのは、これらを「他人事」として捉えるのではなく、自分の生活に関わるリスクとして理解することです。

そして、
・基本的な対策を習慣にすること
・仕組みでリスクを防ぐ環境を整えること
この2つを組み合わせることで、より安心してインターネットを利用できるようになります。

「i-フィルター 10」は、危険なサイトへのアクセスをブロックするフィルタリング機能を備えたセキュリティ製品です。
万が一、メールやSMSのリンクを開いてしまった場合でも、危険なサイトであればアクセスを遮断し、被害を未然に防ぐことができます。
自分自身だけでなく、家族も含めて安心してインターネットを利用するために、仕組みによる対策を取り入れてみてはいかがでしょうか。