Digital Arts News Watch
2014/06/24
クラウドのセキュリティ
メール誤送信
m-FILTER
クラウドメールも安全な運用が必要
クラウドメールの利用が増加
従来、メールは自社内にサーバーを構築し運用することが一般的でしたが、昨今では、Office 365やGmailをはじめとしたクラウドで提供されるメール環境への利用が増加しています。
ビジネスには欠かせず運用負担が大きいメールにおいて、クラウドサービス利用への抵抗感が薄れるとともに、クラウドメールへの移行が進んでいるためと考えられます。
拡大するメールによる情報漏洩
オンラインでの情報漏洩はメール経由の比率が最も高く、しかもその件数は年々増加の一途を辿っています。
その多くはbccに入力すべきメールアドレスをtoやccに入力して送信することでメールアドレスが流出してしまうケースです。さらに、個人情報や機密情報を含む添付ファイルを誤った相手に送信するケースでは重大な情報漏洩事故となり、関係者へ多大な迷惑を掛けるだけではなく、自社の信用失墜につながりかねません。
誤送信対策の実現
メールからの情報漏洩は「つい」「うっかり」などの誤操作が全体の9割以上を占めており、その誤送信対策を実現することが重要となります。しかし、誤送信対策を強制するとユーザーの負担が大きくなり、対策が徹底されない状況が見受けられます。そこで、誤送信対策によるユーザーの負担を排除する必要がありますが、その手段として自動化があります。
有事を想定したメールアーカイブ
海外ではメール長期保存や短時間での情報開示が法令で規定され常識となっています。日本でも一部の法令では5年間の保存を義務付けるなど、メールアーカイブの必要性が高まっています。しかし、メールを保存すること自体が目的ではなく、監査や有事の際にその保存されたメールから即座に必要なメールを探し出せなくては意味がありません。
クラウドメールのセキュリティ機能
当然ながら、クラウドメールにおいても誤送信対策やアーカイブは重要な課題となります。しかし、クラウドメールの標準機能には誤送信対策の自動化や管理者による一括設定等の機能がなく、結果としてセキュリティポリシーを満足できない状況での利用や、ポリシー変更といった本末転倒の状況に陥りかねません。
クラウドメールも安全に運用
「m-FILTER」であれば、「簡単」に実現できる誤送信対策や「速い」検索が可能なアーカイブを社内メールサーバーでもクラウドメールでも適用でき、安全なメール運用を実現します。
誤送信を事前発見できる、時間差配信
1,000人規模の企業で3年分のアーカイブメールを僅か1秒※で検索
メール利用環境の多様性にも対応し、より安全なメール運用を実現すべく、「m-FILTER」は今後も進化し続けていきます。<「m-FILTER」製品担当:岩尾>
「m-FILTER」の詳細は製品紹介ページをご確認ください。
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