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リモートアクセスでデータを共有…情報漏洩の心配はありませんか?
「リモートアクセスサービス」は、手元のPCなどからネットワークで接続された他のPCのGUIやデスクトップ環境を操作したり、データを共有できるサービスで、インターネット回線の高速化やデバイスの急速な発展に合わせて、導入・利用が容易にできるサービスも増えてきています。
この「リモートアクセスサービス」の普及と、昨今の企業や地域を越えた社外との協業や働き方の変化が相まって、業務で利用する利用者も増加傾向にありますが、オンラインストレージからの情報漏洩の事例と同様に、設定ミス、不正アクセスおよび機密情報の不正な持ち出し、情報漏洩のリスクが潜んでいます。
そこで、「i-FILTER」Ver.9では、「リモートアクセス」カテゴリを新設し、従業員が無秩序に利用して情報漏洩被害を起こさないよう、管理者が「リモートアクセスサービス」の使用を制御することが可能になりました。
「リモートアクセスサービス」にデータを共有した従業員の自宅PCがマルウェアに感染し、情報窃取を目的とした不正なWebサイトに誘導され、情報窃取されていた。
「リモートアクセス」カテゴリとは?
この「リモートアクセス」カテゴリでは、主に下記を対象としています。
・リモートアクセスサービスを提供、または専用ソフトウェアのダウンロードが可能なサイト
・リモートアクセスサービスのログインページ
・遠隔地のファイルサーバーやデバイス間でのファイル同期を行うサービス
「リモートアクセス」カテゴリの利用イメージ
営業拠点・協業企業とのPC(仮想デスクトップ)の共有など、業務でも一般的に利用されていますが、サービスによっては自動でネットワーク設定や外部からの端末へのアクセスが容易に可能な専用ソフトウェアも提供されており、情報漏洩リスクが高いことから、[ON]に設定することをおすすめします。
「i-FILTER」Ver.9では、サービスを利用する部署やユーザー毎に限定するなど、きめ細やかな設定が可能なため、情報漏洩リスクを軽減することができます。
次回は、新規カテゴリ「オンライン会議」についてご紹介します。
<インターネットデータラボ:ジェイ>
「i-FILTER」Ver.9の詳細は製品紹介ページをご確認ください。
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