Digital Arts News Watch
2015/02/06
i-FILTER
ISIL(通称:イスラム国)の残虐的な動画や画像など、許可しないコンテンツ(動画・画像)すべてを閲覧禁止にするには
- ※ 2015年2月25日追記
- ※ 残虐的な動画に加え、画像やそのサムネイルなど残虐的なコンテンツまで含めて閲覧禁止にする対策方法を資料にまとめました。
- ※ 詳細はこのページの最下部をご確認ください。
子どもたちでも簡単に見られる残虐的な映像

連日紙面を賑わせているISIL(通称:イスラム国)のニュース。凄惨な動画や画像など、大人でも目を覆いたくなるような映像が、検索しただけですぐに見つかります。
今月5日には、名古屋市の市立小学校で、ISIL(通称:イスラム国)に殺害された男性の遺体画像を社会科の授業で利用し、その後市教育委員会が不適切だったと謝罪しました。
TVなどのメディアでは、映像の一部を切り取る/ぼかすなどの修整をして、自主規制を行いますが、個人が誰でもアップロードできるYouTubeなどの動画サイトでは、元の映像のままアップロードされていることも多く、発達段階の子どもたちでも簡単に残虐的な映像を見ることができてしまいます。
不登校になってしまった子どもの例と、情報モラル教育の見直し
弊社のWebフィルタリング製品「i-FILTER」は、多数の文教団体で導入されており、全国の教職員の方からよくお問合せやご相談をいただきます。
先日、関西の小学校の教職員の方から下記のご相談をいただきました。
・情報モラル教育の授業中にISIL(通称:イスラム国)の動画を閲覧した生徒がいた
・その生徒が、ショックを受け不登校になってしまった
・保護者から学校へ相談が入り、情報モラル教育の見直しを検討している
・「NHKオンライン」などのチャンネルは授業で利用しているので、「YouTube」自体のアクセスは禁止できない
・今ある標準機能の中で、コストをかけずになんとかできないか
情報モラル教育や子どもたちの心のケアの方針の見直しで、同様に悩まれている教職員の方も多いのではないでしょうか。
「YouTube」を ホワイトリスト化できる無料ツール
上述のご相談事項は、「i-FILTER」のVer.7以上であれば、簡単に解決できます。
無料ツールですので、「i-FILTER」をご利用中であれば、追加コストの予算化も必要なく、すぐにでも対応可能です。(※)
(※) Ver.7、Ver.8では別途「i-FILTER SSL Adapter」のオプションが必要です。
弊社が公開している「YouTube対応 URLリスト抽出ツール」を利用すると、YouTube のユーザー名、またはChannel ID を指定して動画のURLリストを取得できます。そのリストを「i-FILTER」に読み込ませることで、授業に必要なコンテンツは残しつつ、残虐的な映像など子どもたちに悪影響のあるコンテンツはアクセス禁止にすることが可能です。
「YouTube対応 URLリスト抽出ツール」は弊社ダウンロードサイトより入手可能です。
https://download.daj.co.jp/user/ifilter/
※同サイトへのアクセスには、ユーザー様に配布しておりますIDとパスワードが必要になります。
「i-FILTER」をご利用していない方は、「i-FILTER」本体の試用版をお申し込みいただくことで、「YouTube対応 URLリスト抽出ツール」も試用可能です。試用版はこちらからお申込みください。
https://sec2.daj.co.jp/bs/trial/if/
ぜひこの機会にお試しください。
<「i-FILTER」製品担当:遠藤>
「i-FILTER」で残虐なコンテンツを閲覧禁止にする方法をまとめました。
※2015年2月25日追記
ISIL(通称:イスラム国)のニュースが連日メディアを賑わせていますが、残虐的な画像や動画が簡単に子どもたちの目に触れてしまわないように、対策方法をまとめました。

「i-FILTER」Ver.9の詳細は製品紹介ページをご確認ください。
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