Digital Arts News Watch
2015/09/11
i-フィルター
「フィルタリングを使いましょう!」と言っている大人が、実はフィルタリングを使ったことが無いということについて
全国どこでもネットの安全利用に関するパンフレットにはこのフレーズが載っていますし、PTAや教職員の研修会でも必ず出てくるフレーズです。しかし、そういったパンフレットを配っている人や研修会の参加者に「フィルタリングをご自身で使ったことありますか?」と聞くと、多くの場合、「大人ですし自分では使ったことはないです」という答えが返ってきます。つまり、自分では使ったことが無いものを、子どもには「大切だから使いなさい」と伝えている大人が多いのです。
当然、フィルタリングを使ったことが有ろうが無かろうが、大人の責任として子どもたちにフィルタリングの大切さを伝えることは重要ですが、できれば大人自身もフィルタリングを使ってみて、その操作や効果を理解した上で「フィルタリングを使いましょう!」と言っていただきたいなとも思います。
そういった思いから、最近は私の行う講演会の中で「フィルタリング体験会」の時間を設けることもあります。やっていただくことは以下の3つの手順で、時間にして15分~20分程度です。「i-フィルター」には3日間のお試し期間がありますので、料金も発生しません。
- <フィルタリング体験手順>
- 【1】ご自身のスマホで、App Store か Google Play から「i-フィルター」をダウンロードして
無料登録をする。 - 【2】「i-フィルター」を起動して、不適切なサイトやアプリがブロックされるのを体験する。
- 【3】必要なサイトやアプリを許可する手順を体験する。
こういった体験会を実施すると、ほんの20分程度の体験でも、「登録などが難しいと思っていたが、意外と簡単だった」「iOSとAndroidのフィルタリングの違いがよく分かった」「必要なものは解除できると聞いてはいたが、それを具体的に実感できた」といった感想が次々と挙がりますし、一番嬉しいのは、
子どもにフィルタリングを薦めることができるようになりました」
と言っていただけることです。私自身も自分のスマホに「i-フィルター」を中学生の設定で入れていますが、幾つかのSNSやゲームを許可しているのみで、それ以外は特に困ることはありません。見ることができないサイトもたまにありますが、大抵は見なくても困らない程度のサイトですので、むしろ時間の節約になっていると思います。
フィルタリングは、「面倒くさい」とか「不便だ」と言われてしまうことの多いサービスですが、大人もフィルタリングを体験することで「それほど面倒でもない」「それほど不便でもない」ということを知っていただき、子どもを守るセーフティネットとしてのフィルタリングを、自信を持って薦めていただきたいと思います。
なお、上記のようなフィルタリング体験はご家庭でも実施できる内容ですが、フィルタリングの体験も含めた講演会のご要望などがございましたら、こちらからお気軽にご依頼ください。
講師派遣依頼 お申し込みフォームはこちら<政策担当 チーフエバンジェリスト:工藤>
フィルタリング体験には3日間のお試し期間つき「i-フィルター for マルチデバイス」年額版をおすすめします。
- デジタルアーツでは、スマートフォンがもたらすさまざまな危険性をわかりやすく学べる「学習資料」を無償で提供しております。
どなたでも自由にご利用いただけますので、ネットリテラシー教育の授業や勉強会でご活用ください。
資料のダウンロードはこちらから。
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