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2016/10/28   
i-フィルター   

<お悩み解決編>「i-フィルター」ご利用開始後、日常的に利用するサイトがブロックされて不便を感じたことはございませんか?

「インターネットバンクや株取引のサイト、通販サイトなどがブロックされ、大変不便な思いをした」と弊社サポートセンターへご意見をいただくことがあります。過剰なブロックと感じられるかもしれませんが、もちろんこれには理由がございます。

「i-フィルター」は単にアダルトサイトをブロックする以外に、お金を扱うインターネットバンクや株取引のサイト、通販サイトへのアクセスをブロックすることができます。これは、お子さまが誤って通販サイトなどで決済してしまう事故を未然に防ぐための重要な機能として搭載しています。

とはいえ、保護者の方へ不便を強いる状態では困ります。そんな時には「i-フィルター」の「利用者の切り替え」機能をご活用ください。

具体的な切り替え方法は、以下の2つがございます。

  • ▼切り替え方法-1▼
  • お子さまと保護者のWindowsアカウントをそれぞれ用意して、パソコンのログオンと連携する方法
    お子さまのアカウントでログオン時は厳しいフィルターを自動適用し、保護者のアカウントでログイン時はフィルターがかからない(または緩くする)設定が可能です。
  • ▼切り替え方法-2▼
  • 「i-フィルター」の管理画面で、それぞれの利用者を作って切り替える方法
    (Windowsアカウントの作成は不要)

方法1は若干難易度が高いので、今回は方法2を説明いたします。

まずは「i-フィルター」で利用者を追加しよう!

<設定1> 「i-フィルター」の管理画面にアクセスし、[フィルタリング設定]ボタンをクリックします。
<設定2> 「フィルタリング設定」画面内の[利用者の追加・編集・削除]ボタンをクリックします。
<設定3> 「利用者情報の編集」画面が開きます。空いている利用者枠にマウスカーソルを移動して[新規利用者を作成]ボタンをクリックします。
<設定4> 以下を参考に、お子さまの利用者情報を入力し、[設定保存]ボタンをクリックします。
<設定5> 続いて、4と同じ手順で保護者の利用者情報を入力し、[設定保存]ボタンをクリックします。
※「パソコン起動時は常にこの設定を使用する」に、チェックを入れないようご注意ください。

続いて、利用者ごとにフィルターの強度を設定しよう!

<設定8> [もどる]ボタンをクリックして、「フィルタリング設定」画面へ戻ります。
<設定9> お子さま用に設定したアイコンをクリック後、[フィルター強度設定]ボタンをクリックします。
<設定10> フィルター設定ボタンとして「小学生」「中学生」「高校生」の推奨設定がありますので、適用したい学齢のボタンをクリックします。設定が終わりましたら「設定保存」ボタンをクリックして設定内容を保存します。
<設定11> [もどる]ボタンをクリックすると前画面に戻りますので、保護者用に設定したアイコンをクリック後、[フィルター強度設定]ボタンをクリックします。
<設定12> 今度は「大人」「フィルターOFF」のどちらかを選択します。設定が終わりましたら「設定保存」ボタンをクリックして設定内容を保存します。
<設定13> ウィンドウ右上の[×]ボタンをクリックして管理画面を閉じます。

これで設定は完了です。
パソコンを再起動して、お子さまの設定で各種サイトがブロックされることを確認してみましょう。

保護者の利用者設定に切り替えてみよう!

<手順1> タスクトレイの「i-フィルター」アイコンを右クリックし、「利用者の切り替え」をクリックします。(アイコンが表示されていない場合は、「△」のボタンから表示できます。)
<手順2> 管理パスワードを入力して[OK]ボタンをクリックします。
<手順3> 利用者の選択画面になりますので、保護者の設定を選択して[OK]ボタンをクリックします。

これで保護者の設定にフィルタリングが切り替わりました。
再びお子さまの設定に戻す場合は、同様の手順で切り替えていただくか、パソコンを再起動してください。

最初の利用者設定で少し面倒に感じられるかもしれませんが、一度設定してしまえば後はかんたんに切り替えてご利用いただけますので、ぜひ試していただきたいと思います。
<お客さまサポートセンター:竹永>

  • ※方法1を試されたい方は、「i-フィルター」マニュアルの「利用者の追加・編集・削除」をご参照ください。また、サポートセンターでもご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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