―――――――――――――――
【セキュリティ対策】

 Q.iPad用にセキュリティ対策は必要でしょうか。

 A.iPadに限らず、児童や生徒が利用する端末には、意図せず有害なWebコンテンツにアクセスさせないためのセキュリティ対策が重要であると考えます。


―――――――――――――――
【ネットワーク構成】

 Q.i-FILTER@Cloudとi-FILTER(オンプレミス)とでは、i-FILTER@Cloudは応答速度が遅くなることはないでしょうか。

 A.i-FILTER@Cloudは、ご利用規模やアクセス量等に応じてサーバーリソースを増強いたしますため、応答速度に遜色はございません。
  PACスクリプトを用いてフィルタリングが不要な通信を適宜バイパスしていただくなど、万一の応答速度低下時も対応が可能です。


 Q.i-FILTERオンプレ版ととクラウド版で通信速度としてはどちらが早いでしょうか?

 A.オンプレミス版、クラウド版でどの程度差があるかは難しいのですが、通信速度について、
  オンプレミス版の場合は通信回線やサーバースペックにより変わります。
  クラウド版は弊社側で必要な通信回線及びスペックを確保しておりますので、速度上問題が出ることはありません。


 Q.i-FILTER@Cloudを検討しております。2万台以上が一斉に接続しても問題なく動作すると考えてよろしいでしょうか?

 A.クラウドサービスは必要に応じて拡張して対応させていただきますので問題ございません。


 Q.クラウド版について、従来に無い同時アクセス数が想定されるが負荷対策は大丈夫ですか?
  クラウド版がWeb閲覧のボトルネックになることは無いですか?

 A.クラウド版では弊社サービス側で順次スケールアウト対応させていただきますので、致命的なボトルネックになる事態は発生させない仕組みをとっています。 


 Q.クラウド版にてSSLデコードを実施した場合、どの程度インターネット閲覧速度低下が起こるでしょうか。

 A.クラウド版は予めSSLデコードを行うことを前提としたうえで、必要なスペックを弊社側で確保しております。
  このため、SSLデコードにより閲覧速度の低下はございません。
	


 Q.カタログにあるi-FILTER Ver.10(オンプレミス)のネットワーク構成で、LTE環境が記載されていますが、
  どのような経路でクライアントからi-FILTERサーバーへアクセスすることを想定しているでしょうか。

 A.主に、クライアントからピアツーピアVPNを経由して学校またはセンターに設置のi-FILTERサーバーへアクセスすることを想定しております。


 Q.GIGAスクール構想のタイミングでセンター集約を考えた場合、現在各学校で契約しているi-FILTERのライセンスはどのような扱いになりますか。

 A.新規買い直しになる場合は乗換・移行割が適用になります。契約期間が最も長いもの(契約満了時期が最も遅いもの)=基本契約に、
  その他のライセンス契約を統合することも可能です。別途営業へお問い合わせください。


―――――――――――――――
【利用開始日】

 Q.i-FILTER@Cloudサービスは、契約してからすぐに利用可能でしょうか。
 
 A.ご注文がデジタルアーツに到着してから約5営業日程度で環境をご提供可能です。

  事前に無料試用版をお申し込みいただくと、その環境を本番環境に移行することもできます。
 

―――――――――――――――
【キャンペーン】

 Q.i-FILTER@Cloudのボリュームディスカウントはございますか?
 
 A.i-FILTER Ver.10(オンプレミス)であれば、ボリュームディスカウントはございます。
 i-FILTER@Cloudのボリュームディスカウントはございませんが、GIGAスクール向けには
 アカデミックライセンスに相当する割安のライセンスがございます。詳細は以下価格表をご覧ください。
 https://www.daj.jp/shared/php/downloadset/c/parts.php?page=dl&filename=price_if_GIGA.pdf 

 Q.文教系以外への納入でもキャンペーン対象となりますか?

 A.文教系以外への納入ではあいにくキャンペーン対象外です。この場合は別途弊社営業にお問い合わせください。


 Q.教育委員会、学校がキャンペーン対象となると思いますが、対象外となるケースはありますか。予備校・塾はキャンペーンの対象ですか。

 A. 対象は、GIGAスクール構想補助金申請対象の、
  私立・公立・国立の小学校・中学校・高校・特別支援学校・高等専門学校・大学・短期大学・大学院等になります。
 
  ご不明の方は、お問い合わせください。
  https://sec2.daj.co.jp/bs/contact/ 


―――――――――――――――
【製品仕様】

 Q.ホワイト運用について、アクセスしたいURLを管理者がすべて登録しなければならないのでしょうか。

 A.ホワイトリストをデジタルアーツが収集し、フィルターデータベースとして配信するため、管理者による登録は不要となります。
  デジタルアーツのフィルターデータベースは日常授業などでアクセスするWebサイトをほぼ100%網羅しており、
  データベースに登録のないWebサイトをブロックする運用が可能となっております。


 Q.「i-FILTER」Ver.10や「i-FILTER@Cloud」において、通常版とGIGAスクール版の機能の違いは何ですか。

 A.代表的な違いは以下となります。
  ①i-FILTER Ver.10(オンプレミス)のGIGAスクール版では、教育機関向けとして子ども見守りシステムやDコンテンツを無償でご提供しております。
  ②i-FILTER@Cloudの標準サービスでは、m-FILTER@Cloudと連携することや、Global Databaseオプションを適用する等でセキュリティ対策を強化することが可能です。
  ③i-FILTER@CloudのGIGAスクール版では、教育機関向けとして子ども見守りシステムやDコンテンツを無償でご提供しております。
  その他の詳細につきましては、機能比較表をご覧ください。
  ▼「i-FILTER」シリーズ機能比較表
  https://www.daj.jp/shared/php/downloadset/c/parts.php?page=dl&filename=funclist_if_series.pdf 


 Q.「i-FILTER@Cloud」と「i-FILTER ブラウザー&クラウド」について、それぞれの提案方法や環境、機能の観点で、違いについてご教示いただけますか。

 A.以下のように機能的な差異がございます。
  ■「i-FILTER@Cloud」
  ・ホワイト運用でのフィルタリングが可能なため、標的型攻撃対策が可能
  ・多機能であり、Webサービス制御、Test Board、時間帯別のフィルタリングルール変更が可能
  ■「i-FILTER ブラウザー&クラウド」
  ・ブラックリスト運用のため、有害情報対策のみが可能
  ・セキュアブラウザー機能(閲覧履歴やCookie等を端末に残さない)が可能
   (「i-FILTER@Cloud」にセキュアブラウザ機能は無し)
  お客さまの要件によって最適な製品は異なるため、詳しくは弊社へご相談ください。


 Q.「i-FILTER ブラウザー&クラウド」で、ブラウザー以外のさまざまなアプリを端末上で使用したいという要望が教員からあります。
  iPad端末の設定の層でアクセスをブロックできるような製品開発をしていただけませんか。
  i-FILTER以外の教育に有益なアプリをインストールすると、そこからGoogle検索、あるいはそこからYouTubeに繋がってしまい、
  自由にサイトを閲覧できてしまう事例が相次いでいます。

 A.「i-FILTER ブラウザー&クラウド」はSecureBrowserとMultiAgentの2ラインナップがございます。
  SecureBrowserは専用のセキュアブラウザでのフィルタリングを提供するため、セキュアブラウザ以外のアプリ通信は制御できません。
  MultiAgentを利用することで他のアプリからのWeb通信にもフィルタリングを提供いたします。
  MultiAgent for iOSは新規販売を現在終了しておりますが、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」の既存ユーザー様はご利用可能です。
  また、弊社の別ラインナップ製品の「i-FILTER@Cloud」は全てのWeb通信をフィルタリングします。
  「i-FILTER ブラウザー&クラウド」の既存ユーザー様は、無償で移行、また現行価格のままご利用可能です。


 Q.「i-FILTER@Cloud」はMicrosoft Entra IDとの連携が可能でしょうか。また、Microsoft Entra IDのセキュリティグループごとに閲覧制限を設定可能でしょうか。

 A.i-FILTER@CloudはMicrosoft Entra IDと連携することが可能です。クライアントはWindowsおよびiOSが対象となります。
  Microsoft Entra IDと連携する構成では、セキュリティグループをi-FILTER@Cloudのグループに割り当て、
  i-FILTER@Cloudのグループごとに異なるフィルタリングルールを適用することが可能です。


 Q.シンクライアント環境(SBC方式)でも利用は問題ないでしょうか。

 A.「i-FILTER」Ver.10(オンプレミス)では、シンクライアント環境でもご利用は可能です。
  なおシンクライアントの仕組みによっては、クライアントのIPアドレスを識別できず、利用できる認証方式が限定されることがございます。
  詳細につきましては、以下のFAQページをご覧ください。
  https://www.pa-solution.net/daj/bs/faq/Detail.aspx?id=2736
  i-FILTER@Cloudでは、クライアントに導入いただくAgentについてシンクライアント環境での動作確認が取れておりません。
  Agentではなく、i-FILTER@Cloudをプロキシとして指定してご利用いただくこととなります。


 Q.SSLのデコードも行ってのフィルタリングも容易に行えるのでしょうか。

 A.SSLのデコード処理実施の際でも端末負荷のかからない構成となるため、SSLデコードを行ったフィルタリングも容易に行う事が可能です。


 Q.「i-FILTER@Cloud」では、インターネットにアクセスするたびにクラウド上のサーバーに接続するのでしょうか。

 A.Windows PCでAgentを導入する場合は、i-FILTER@Cloudへはフィルタリングルールを参照するためにアクセスし、
  実際のインターネット接続はクライアントから直接行います。それ以外の接続形態では、クラウド上のプロキシを経由してインターネット接続が行われます。
  ※i-FILTER@Cloud GIGAスクール版(有害情報対策版)構成の場合


 Q.アクセスをブロックした事をログ等で確認することは出来ますか?

 A.可能です。管理者の方は管理画面から確認可能です。
 

 Q.クラウド版でログはどれくらい残せますか?

 A.ログの保存期間は1年ですが、ログ保存オプションの契約で、延長することも可能です。
 Q.複数の学校がある場合、A学校の教師・児童、B学校の教師・生徒のようにログを分けて閲覧可能ですか?

 A.i-FILTER側でグループ分けしていただくことで、先生、児童などの識別できる形でログ出力可能です。
 

 Q.クラウド版の管理画面へのアクセス制御にはどのような機能が実装されていますでしょうか。
  ユーザー名、パスワードでの認証のみなのか、送信元IPアドレスで制限できるのか、多要素認証が使えるのか。
  多要素認証が使える場合何が使えるのか。

 A.クラウド版の管理画面へのアクセス制御は、ユーザー名、パスワードでの認証のみとなります。
 

 Q.i-FILTER@Cloudでは i-FILTER Reporter相当のログ集計機能は用意されているのでしょうか?

 A.恐縮ですが、同等の機能のご用意は御座いません。別途インシデント状況やWebアクセス状況の確認できる画面をご用意致しております。


 Q.管理画面は日本語ですか?また、管理は管理サイトにアクセスする形ですか?

 A.管理画面は日本語表示となります。専用のWeb管理画面での管理、設定となります。


 Q.セキュリティ機能で特に最近強化した項目があれば教えていただけますか。

 A.ホワイト運用に関しては、日々データベースを更新・強化しており、安心・安全な環境を提供し続けております。
  またオンプレミス版では、下記を行いました。
  ・クレデンシャルプロテクション機能追加(安全を確認できていないURLに認証情報を送信することをブロック)
  ・カスタムカテゴリを追加(ユーザー任意URLリストを独自カテゴリとして制御対象に)
  ・カテゴリ追加(不確定サイト、パークドメイン)


―――――――――――――――
【OS】	 

 Q.クライアントOS(Windows、iOS、ChromeOS)によってフィルタリング機能に違いはありますか。

 A.i-FILTER Ver.10(オンプレミス)では、フィルタリング機能に違いはありません。
  i-FILTER@Cloudでは、クライアントからi-FILTER@Cloudへの接続方式がOSにより異なり、利用者の操作感に違いがあります。


 Q.ChromebookとiPadを利用する予定ですが、フィルタリングはできますか。

 A.Chromebook、iPadともフィルタリングが可能です。ただし一つのユーザーアカウントで両方のデバイスを併用する場合は、制約が発生する可能性があります。


 Q.i-FILTERオンプレミス版で使用するOSは何が推奨でしょうか。

 A.オンプレミス版のOSはWindows ServerとRed Hatが対応いたしております。
  i-FILTER Ver.10 動作環境サイト
  https://www.daj.jp/bs/i-filter/sysreq/requirements/

  スループット面ではRed Hatのほうが優れているため、特に5,000licを超えるような規模の場合は、
  Red Hatを選定されるお客様が多くなります。
 
 Q.OSアップデートに伴うエージェントの入れ直しは必要でしょうか?(Win10やiOS等) また、これまでのケースではどの程度の頻度となりますでしょうか?

 A.OSアップデートに伴うエージェントの入れ直しは不要でございます。尚、エージェントに関しては数か月に1回程度の頻度でアップデートを行っております。


―――――――――――――――
【Chromebookとの比較】

 Q.Chromebook(G Suite)のフィルタリングと比較して、i-FILTERのフィルタリングはどのように差別化できますでしょうか。

 A.Google社が提供するWebフィルタリングは、i-FILTERに匹敵するフィルタリング機能を持ちません。
  ・G Suite for Educationでは、手動でURLを登録してブロックすることは可能ですが、カテゴリデータベースは持っていません。
  ・Googleファミリーリンク(コンシューマー向け)では、成人向けサイトを可能な限りブロックすることは可能ですが、詳細なカテゴリデータベースは持っていません。


 Q.Chromebookを使用する場合で、Googleが提供するフィルタリング機能ではガイドラインに沿ったフィルタリングは厳しいということでしょうか。

 A.デジタルアーツでは、“教育情報セキュリティポリシー”を該当機能で満たすとは考えておりません。i-FILTER@Cloudなどフィルタリングに特化した製品のご利用を推奨いたします。


 Q.生徒がフィルター設定を外せないようにする方法は、Chromebookにも適用可能でしょうか。

 A.Chromebookについては、G Suite for Educationの機能でプロキシ設定を固定化することで対応できます。


 Q.ChromeBookでも、HTTPSのサイトをドメイン以降のURLまで使ってフィルタリングができるのでしょうか。

 A.ChromeBookでも、HTTPSのサイトをドメイン以降のURLまで使ってフィルタリングが可能です。


―――――――――――――――
【キッティング】

 Q.各デバイスにインストールは必要ですか?
 
 A.導入製品や端末OSによって異なりますが、デバイスへAgentや証明書をインストールが必要です。


 Q.i-FILTER@Cloudの利用に際して、Windows PCへのアプリインストールは必要でしょうか。アプリは、Microsoft Intune for Educationのソフトウェア配布機能を利用した配布は可能でしょうか。

 A.アプリインストールがなくてもご利用頂けますが、ユーザー認証を自動化できるメリットなどがありますのでインストールを推奨しております。Microsoft Intune for Educationのソフトウェア配布機能を利用した配布は可能です。

 Q.ウイルス対策製品がインストールされているPCに導入するときは、ウイルス対策製品は削除したほうがよいのでしょうか。

 A.通常は、ウイルス対策製品やクライアント管理エージェントの削除は不要です。独自のWebフィルタリング機能を備えている場合、i-FILTER@Cloud向けに導入するAgentと動作が競合することがあります。その際は、ケースに応じて動作競合を回避するための設定方法を調査・案内いたします。


 Q.オンプレミスで構成する際にWindowsServerを仮想上で動作させる事は可能でしょうか。

 A.可能です。
  WindowsServerの動作を保証している仮想環境(VMwareやHyper-Vなど)上であれば弊社として動作保証となります。


 Q.i-FILTERのエージェント配布はMDMでできますか?

 A.iOS端末向けのAgentは、MDMより配布が可能です。
  Windows端末向けのAgentは、Active Directoryのグループポリシー等より一括インストールが可能です。


 Q.CLOMO MDMで管理されたiPadでi-FILTER@Cloudを利用する場合の具体的な設定手順を教えていただけますでしょうか。

 A.本件については案件ごとに対応させていただきます。販売店様、また弊社営業担当までご相談いただければと思います。


 Q.Office365との併用実績はありますか?

 A.予めOffice365への通信は一部サービス側でPAC除外しておりますが、ご利用は可能です。
 

 Q.i-FILTER PC版は集中管理などはできますか

 A.PC版=i-FILTER@CloudのWindowsPC端末利用を指している場合、Cloud版のフィルタ設定やPAC除外設定等は管理画面側で設定、管理可能です。


―――――――――――――――
【持ち帰り学習】

 Q.i-FILTER Ver.10(オンプレミス)を学校で運用している構成において、家庭からのアクセスもフィルタリングしている事例はありますか。

 A.そのような事例は把握しておりません。ネットワーク環境を問わず同一のフィルタリングを適用するには、i-FILTER@Cloudが適しております。


 Q.校外利用時も校内と同様のセキュリティを確保できる方法はありますか?

 A.「i-FILTER@Cloud」であれば校内外問わずセキュリティを確保できます。


 Q.i-FILTER(オンプレミス)をすでに利用中です。
  在宅学習で学校がタブレットを生徒に貸し出した場合、別途Agent等のインストールが必要でしょうか。
 
 A.校外や家庭から学校のネットワーク(i-FILTER)にアクセスできない環境では、オンプレミスのi-FILTERとは別にi-FILTER@Cloudの導入をご検討ください。その際、ご要件次第でAgentのインストールが必要となります。


 Q.オンプレで整備した後で、持ち帰り学習が始まってしまったというときにはクラウド版を買いなおすしかないでしょうか?

 A.クラウド版とオンプレ版との併用について可能ですが、詳細はネットワーク構成など確認が必要です。


―――――――――――――――
【Dアラート】

 Q.Dアラートでは生徒(端末)の特定はできるのでしょうか。

 A.プロキシ認証や接続元IPアドレスにより端末を識別できる構成では、Dアラートの対象となるクライアントのIPアドレスや認証ユーザー名を特定することが可能です。


 Q.校外のネットワークにおける検索にもDアラートは働くのでしょうか。
 
 A.子ども見守りシステムやDアラートは、i-FILTER@Cloudにおいては校内・校外のいずれから
  アクセスした場合でもアラートをご利用いただけます。


 Q.Dアラートの「学校でご利用のホームページ」とは、学校そのもののホームページですか、
  それとも、i-FILTER@Cloudで「許可」としているサイト全てですか?

 A.Dアラートについては、i-FILTER経由でアクセスしたホームページがマルウェア感染している、
  改ざんされている場合に通知を行います。
  学校そのもののホームページには限定されず、i-FILTERで「許可」しているかどうかにも限定されません。


 Q.子供見守りシステムのところは自殺サイトの閲覧自体はブロックするが、
  そういったサイトへの通信ログがあったことを通知するという理解でよいでしょうか。

 A.ご認識の通りです、ブロックをした上でメール通知を行います

―――――――――――――――
【フィルタリング設定】

 Q.iOS利用時に、動画閲覧等、高負荷な接続以外に、検討が必要な注意事項はありますでしょうか。

 A.動画閲覧等、高負荷な接続以外には、特段検討が必要な事項はございません。
 i-FILTER@Cloudを経由すると接続に失敗する、ソフトウェアのバックグラウンド通信などは、
 予め弊社側でPACスクリプトでi-FILTER@Cloudから除外するよう、設定済みとなります。


 Q.PACファイルとはどのようなファイルでしょうか。

 A.主に、i-FILTER@Cloudを経由させるか(フィルタリングを適用するか)、バイパスして直接接続するかを情報として記載するためのファイルです。
  i-FILTER@Cloudでは、あらかじめPACスクリプトをご用意しております。


 Q.PACファイルの設定は誰が行うのでしょうか。
 
 A.PACファイルの設定は、ご利用になる環境に応じて管理者の方に設定、メンテナンスいただきます。
  i-FILTER@Cloudでは、PACスクリプトを配布する環境をご用意しております。
  i-FILTER@Cloudをバイパスしたほうがよい接続先ホストは、主要なものをあらかじめ設定済みとなっており、必要に応じて設定を追加していただけます。

 



 Q.「i-FILTER@Cloud」を利用する場合、学校からのアクセスと家庭からのアクセスによって閲覧制限を変更することは可能でしょうか。
  家庭からのアクセスについて、閲覧制限を厳しく設定したいと考えています。

 A.時間割機能を使って学校にいない時間帯を指定して異なるルールを適用させる運用をお勧めしております。


 Q.教育委員会ごとに契約するものと思いますが、学校単位で個別にフィルタリングルールを適用することは可能ですか。

 A.採用いただく製品により異なりますが、プロキシ認証や接続元IPアドレスでクライアントや学校を識別できるのであれば、
  学校単位で個別にフィルタリングルールを適用することは可能です。


 Q.学校や学年別のフィルタリングカテゴリ設定はできますか?

 A.学校や学年でグループを分け、各グループごとにブロック対象となるカテゴリを選択いただくことが可能です。
  また、高中低学年ごとのテンプレートもご用意しておりますので、そちらもご活用いただくことが可能です。


 Q.G Suiteを利用する場合、i-FILTERとして注意点はありますか。

 A.セッション数などの負荷が通常より多くなるため、i-FILTER Ver.10(オンプレミス)をご検討の際は要件に適したサーバーサイジングを算出いたします。
  G Suiteの通信はクライアントあたり同時20~30セッションを消費することがあり、必要なサーバーの台数やスペックが増加いたします。
  i-FILTER@Cloudをご検討の際は、G Suite宛ての通信がi-FILTER@CloudをバイパスするようPACスクリプトを設定する形になります。


 Q.生徒がフィルター設定を外した場合、管理者に通知されるのでしょうか。
 
 A.管理者に通知する機能はございません。クライアントOSにもよりますが、一般にはMDM等によりフィルタリングのための設定を削除できないようにすることが可能です。


 Q.「上場企業」カテゴリに登録されている日本企業URLとは日本語ドメインを指していますか?

 A.「上場企業」カテゴリに登録されているのは、日本国内の証券取引所に上場している企業サイト、
  主に運営しているWebサイトや事業内容が紹介されているサイトとなります。
  (上場廃止になった企業は対象外です)


 Q.「i-FILTER」のプロファイルを複数作成することは可能でしょうか?またプロファイルをエクスポート・インポートすることは可能でしょうか

 A.プロファイルとはフィルタリング設定のことを指している認識でよろしいでしょうか。
  「i-FILTER」ではグループを分けてグループごとに異なるフィルタリングルールを定義することができます。
  またブラックリスト等のURLリストはエクスポート/インポートが可能です。


 Q.YouTubeのチャンネル登録は、「NASA」など文科省とは関係ないチャンネルでも登録は可能でしょうか。

 A.文部科学省以外のYouTubeチャンネルについては、YouTube向けの動画URL抽出ツールをご用意しており、
  抽出したURLリストをアクセス許可リストに登録することで閲覧が可能です。
  (ただしリストに登録できるURL数には制限がございます)


 Q.文部科学省以外のYouTubeチャンネルが新しい動画をアップしたとき、その都度URLの登録が必要になるということでしょうか。
 
 A.あいにくながらご認識のとおりとなります。


―――――――――――――――
【オプション】

 Q.「i-FILTER@Cloud」のログ保存期間を教えてください。
 
 A.「i-FILTER@Cloud」のログ保存期間は標準で1年間です。オプションで、最大5年間まで保存可能です。


 Q.Test Boardの問題をまとめて出題することは可能ですか?

 A.可能です。管理者が任意の問題を複数選択可能となっております。併せて合格点(5問中3問以上正解が必須等)も設定できます。
  最大100問まで一度に出題可能です。


 Q.Test Board機能を一度使ってみましたが、問題や回答はプリセットのみで、任意で作成する事はできないですよね?

 A.Test Board機能においても、問題や解答を任意に作成してインポートし、ご利用いただくことが可能です。
  弊社製品をすでにご購入いただいているのであれば、恐れ入りますが操作手順等はサポート窓口宛てにお問い合わせいただけますと幸いです。


 Q.クラウド版ではウイルス対策オプションはございますか。

 A.オプション提供はございません。サービス側で対策はとられております。

―――――――――――――――
【トラブル事例】

 Q.何か教育現場で動かない・重いなどのトラブル等はありましたでしょうか。

 A.現状大きなトラブルはございません。サポートが必要になった際は、弊社のサポートセンターにて即座に対応いたしますので、ご安心ください。


 Q.Chromebookではすべての通信がGoogleのサンドボックスを経由すると思いますが、i-FILTER@Cloudのセッション数が枯渇した事例はありますでしょうか。

 A.現在のところ事例は確認されておりません。帯域やセッションに懸念があるようでしたら、
 一部の通信についてPACスクリプト等でi-FILTER@Cloudをバイパスされる運用をご検討ください。
 

 Q.導入後のサポート体制はありますか?

 A.弊社サポートセンターにて承ります。