2003年05月15日
デジタルアーツ株式会社

富士通のパソコン「FMV」シリーズに、デジタルアーツのフィルタリングソフト
「i-フィルター®」採用

フィルタリングソフトメーカーのデジタルアーツ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:道具 登志夫)の開発、販売する家庭、小規模団体向けWebフィルタリングソフト「i-フィルター Personal Edition」※が、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長: 秋草 直之、以下富士通)の販売する家庭向けオールインワンパソコン「FMV-DESKPOWER」「FMV-BIBLO」の2003年5月発売モデル(一部モデルを除く)にバンドルされます。これらのパソコンには「i-フィルター Personal Edition」がハードディスクにあらかじめ導入された状態で出荷され、購入者はすぐに「i-フィルター」のフィルタリング機能を利用することができます。
※ 今回バンドルされる「i-フィルター Personal Edition」は30日間無料で使用でき、その後継続して使用する際は利用料4,800円/年が発生します。

現在小中学校でもインターネットを使った授業が進められ、子どもたちがインターネットをある程度使いこなせるようになってきています。今回の富士通FMVへの「i-フィルター」バンドルには、インターネットの世界に数億単位で存在するといわれる問題あるコンテンツ(アダルト、犯罪など)が、家庭、特に子どもたちの自由なインターネット利用の妨げにならないよう、家庭で手軽にフィルタリングソフトを使える環境が求められているという背景があります。「i-フィルター」をこれまでに利用しているファミリーユーザーに対する調査でも、少なくとも中学生まではWeb閲覧の際にフィルタリング機能が必要であるという認識をもっている利用者が大多数を占め、さらに58%は高校生以下でもフィルタリング機能が必要であると答えており、家庭でもフィルタリングを利用したいという声が高くなっています。

「i-フィルター Personal Edition」は主に家庭等で子どもがインターネットを使用する際に問題視されている6カテゴリ(セックス、ヌード、暴力、言葉、カルト、ギャンブル)と、特に要望の高い「出会い系」あるいは「ショッピング」に属するサイトへのアクセスを遮断します。

フィルタリング機能はすべて保護者などが設定するパスワードで管理されるため、設定者以外がフィルタリングを外すことを防止します。これにより、子どもたちの無防備・無差別なインターネットアクセスを未然に防ぎ、子どもたちにインターネットを安心してすすめられます。また、保護者などが使う場合はパスワードを入力するだけで、通常のインターネット利用に戻すことができます。このパスワード管理により、PCの持ち主以外のインターネット利用を制限するといった使い方もできます。
アクセス制限の方法は、日々更新されるデジタルアーツのURLリストとの照合に加え、特定の語句/単語が含まれる場合にも遮断できる方式を併用しており、環境に応じて使い分けることが可能です。

デジタルアーツでは「i-フィルター」を大手メーカー富士通のPCにバンドルすることで、家庭におけるフィルタリングをさらに身近なものとし、インターネット閲覧に関連するトラブルの軽減を促進していきます。

以上