2003年07月01日
デジタルアーツ株式会社

デジタルアーツのWebフィルタリングソフト
「i-フィルター®」がBIGLOBEにて採用決定
2003年7月1日より会員向けにサービス開始

デジタルアーツ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下デジタルアーツ)は、NECのインターネットサービス「BIGLOBE」に、デジタルアーツのWebフィルタリングソフト「i-フィルター Active Edition」が採用され、ASPサービスとして本日 2003年7月1日よりBIGLOBE会員向けに提供開始いたします。

全世界に数億あるといわれる問題あるコンテンツ(アダルト、犯罪など)が家庭、特に子どもたちのインターネット利用の妨げになると懸念されていますが、常時接続が普及し、家庭でインターネットを使う際に、これらのコンテンツの閲覧を選別することが社会的にも求められています。今回のサービスではそのようなサイトのフィルタリングに加え、管理者(保護者など)が子どものインターネット利用時間を限定できるなど、「見せたくないサイトの閲覧を規制する」「インターネットへの過剰な没頭を抑制する」等、家庭における子どもたちのインターネット利用に関して特に要望の高い機能を盛り込んでいます。

今回開始されるサービスには、デジタルアーツの開発したISP向けフィルタリングシステム「『Active Rating System』(アクティブレイティングシステム)」が採用されており、ユーザー側でフィルタリングしたいカテゴリなどを自由に選択することができます。また本システムはWindowsのユーザー設定と連携しているため、家族ひとりひとりに異なったフィルタリングの設定を行えます。これにより、子どもにはフィルターをかけ、両親が使う時にはOFFするなど柔軟な運用が可能となり、家族でインターネットを使う際に、ユーザーごとのより明確な住み分けが可能となります。

「Active Rating System」(アクティブレイティングシステム)
「Active Rating System」

また、「Active Rating System」は通信経路上にフィルタリングのためのサーバを設置しなくてもよいため、フィルタリングが回線提供業務の妨げになることもなく、Webアクセス時の処理が分散されるため動作が軽く、BIGLOBEのような大規模なISPでの運用に適しています。

  • 「Active Rating System」(アクティブレイティングシステム)「Active Rating System」(アクティブレイティングシステム) URLのデータベースをクライアントから離れたサーバに置き、コンテンツ取得と同時にデータベース参照を行う。従来のプロキシタイプよりも高速なフィルタリングが可能な上、端末に入れるプログラムが極めて小型のため、PC以外の小型端末にも利用が期待できる。
  • ※ 「Active Rating System」については特許出願済です。

以上