ＮＥＣ製プロキシアプライアンス製品に標的型サイバー攻撃対策機能を搭載した
「i-FILTER ICAP Server®」を提供開始

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：道具 登志夫、以下デジタルアーツ、証券コード2326）は、標的型サイバー攻撃対策機能を搭載するWebフィルタリングソフト「i-FILTER（アイフィルター）」のシリーズでプロキシサーバと連動するICAP対応製品「i-FILTER ICAP Server」を、日本電気株式会社(本社：東京都港区、代表取締役 執行役員社長：遠藤 信博、以下ＮＥＣ)のハードウェアアプライアンス製品「Express5800/InterSec」、および仮想アプライアンス製品「InterSecVM」に対し、2012年4月18日から有償オプションとして提供することを発表いたします。

「Express5800/InterSec」は、ネットワークセキュリティ環境の容易な構築と効率的な運用を実現する、プロキシ・ロードバランサ・メールなど用途を特化した専用サーバで、12年の販売実績を誇るＮＥＣ製ハードウェアアプライアンス製品です。「InterSecVM」は、「Express5800/InterSec」を仮想環境向けに最適化し、アプリケーションとOS（オペレーティングシステム）をパッケージ化した仮想アプライアンス製品です。

「i-FILTER ICAP Server」Ver.7は、ICAP通信によってプロキシサーバと連携し、Webの私的利用による業務効率の低下や情報漏洩の防止の他、近年話題となっている標的型サイバー攻撃によってマルウェアに感染した場合のマルウェアによる情報窃取目的の通信を遮断する「出口対策機能」を搭載した企業・団体向けWebフィルタリングソフトです。

昨今、企業を狙った標的型サイバー攻撃による被害が後を絶たず、企業のセキュリティにおいて出口対策の重要性が認識されつつあります。また、アプライアンス製品の需要も高まってきていることから、今回、「Express5800/InterSec」および「InterSecVM」に「i-FILTER ICAP Server」Ver.7が搭載されることにより、企業のセキュリティ上の緊急課題である標的型サイバー攻撃に対し、情報窃取目的の通信を遮断する出口対策機能が搭載されたインストールや構築作業が不要なアプライアンス製品として導入いただくことが可能になります。デジタルアーツでは本製品において、特に中小企業ならびに公共・文教分野での高い需要を見込み、今後3年で1,000社の導入を目指してまいります。

デジタルアーツでは、今後もＮＥＣと協力しながら、「i-FILTER」によるWeb上の脅威への対策の必要性を訴求していくとともに、安全で快適なインターネット環境の実現をより進化させていくことで、企業における業務効率の更なる向上と安全性の確保に貢献してまいります。

本製品の詳細情報は、下記リンク先をご確認ください。

• 「InterSec × i-FILTER」 | アライアンス製品

エンドースメント

今回の提供開始に対し、日本電気株式会社様より以下のエンドースメントをいただいております。
ＮＥＣはこの度の当社製品におけるi-FILTER ICAP Server提供を歓迎いたします。 弊社製Express5800/InterSecおよびInterSecVMは、これまで12年間、安定した品質を保ち、多くのお客様にご愛顧いただいております。
弊社はこれからもお客様へ最適なソリューションをご提供すべく、デジタルアーツ株式会社とともにサービスの向上に注力してまいります。

日本電気株式会社 第一ＩＴソフトウェア事業部
事業部長 大宮 虎徹