2012年09月18日
デジタルアーツ株式会社

ラックの「サイバー119サービス」と連携し
顧客のセキュリティ緊急事態におけるサポート体制を強化
~デジタルアーツの法人ユーザーに24時間体制の安心サポートを提供~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、顧客へのサポート体制強化のため、情報セキュリティソリューションベンダーの株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨 輝彦、以下 ラック、証券コード3857)と「サイバー119サービス」(情報漏洩事故などが発生した際に迅速に顧客を支援するサービス、以下 サイバー119)の認定パートナー契約を締結いたしました。これを受け、9月18日より、情報セキュリティ上の緊急事態への対応が必要とされるデジタルアーツの顧客に対して、ラックの「サイバー119」をご提供します。

「サイバー119」は、サイバー攻撃などにより情報漏洩事故などの被害が発生した企業を、24時間対応で迅速に支援する救急対応サービスです。情報セキュリティ対策の経験豊かなラックのエンジニアがお客様のもとに駆けつけ、原因究明と被害の拡大防止・証拠保全などの初動対応を行います。さらには事故による事業継続上の問題解決を支援することで、サイバー攻撃被害からの復旧を促します。

デジタルアーツは今回、ラックの「サイバー119」認定パートナーとなったことで、電話でもメールでも24時間対応の「サイバー119」をセキュリティ上の緊急事態が発生したデジタルアーツの顧客に対しご紹介できるようになり、法人ユーザーにおけるサポート体制の強化が実現いたします。

また、ラックはデジタルアーツの顧客からのサポート要請に対応することで、新たな顧客層の拡大とラックの提供する多岐に渡るセキュリティサービスの提供が可能となります。

デジタルアーツは、近年増加している日本企業や団体を狙ったハッカーによる悪質なサイバー攻撃や新たに生まれ続ける未知のマルウェア等の脅威から企業の情報漏洩を防ぐ手段として、2011年10月にラックが提供する脅威情報リストを「i-FILTER」 Ver.8と連携させ、Webフィルタリングソフトとして国内で初めてマルウェア感染した場合でも情報漏洩被害を水際で防止する機能を搭載した実績があります。今回は、それに続く契約となり、デジタルアーツの顧客により安心できる環境をご提供できることとなりました。

デジタルアーツは今後も情報セキュリティメーカーとして、安心してインターネットに接続できる環境を提供すべく、お客様の利便性や安全を第一に考えたサービスの提供を目指してまいります。

「サイバー119」対応概要

初動対応/インシデント レスポンス
  • 出動:まずはお客様のもとに駆けつけ、状況把握から原因分析を実施し、被害拡大防止・証拠保全に関する初動アドバイスを行います。
  • 現場確保:その後の調査・解析に必要な情報等の現場確保をアドバイスします。
  • 調査・分析:原因調査、手法・漏洩ルート調査、犯人調査などを1週間を目途に実施いたします。
  • ダメージコントロール:被害拡大防止や原因の調査分析と同時並行で、事業へのダメージを最小限にするための手段を迅速に支援します。事業復旧を第一に考え、調査対応だけではなく、早期復旧を見越したアクションをしっかり支援します。
復旧支援
事業継続のための主要機能を復旧させるための計画策定を迅速に実施するとともに、復旧に関するシステム改修や構築等について支援します。
回復・恒久対策
再発しないシステム対策を提案し、事業の安定継続支援を実施します。
相談/アフターフォロー
企業規模やリスクに応じたアフターフォローを提案します。コンサルティングによる策定するロードマップをもとに、導入、運用、教育まで全てワンストップで提供します。

※詳細はこちらをご覧ください。 URL:http://www.lac.co.jp/service/incident/cyber119.html

エンドースメント

今回の提供開始に対し、株式会社ラック様より以下のエンドースメントをいただいております。

ラックは、デジタルアーツ株式会社のセキュリティ対策への取り組みを歓迎いたします。現在、サイバー攻撃による情報流出事故が報道でも多く取り上げられ、企業や取引先の機密情報などが盗まれることが社会問題となっています。
弊社のサイバー119は、数多くのサイバー事故に立ち会った経験から、従来のセキュリティ対策だけではその防衛が困難なことを実感しています。同社がサイバー119サービスをお客様に提供する今回の取り組みにより、万が一の時にも実被害の発生を押さえ或いは軽減し、お客様の事業継続を支援することができるものと、期待しております。

株式会社ラック セキュリティ技術統括 専務理事 西本 逸郎

以上

「i-FILTER」について
「i-FILTER」は、情報漏洩対策とWebの有効利用のための企業向けWebフィルタリングソフトです。業界最大級のWebフィルタリングデータベースと、特許を取得したフィルタリングテクノロジー「ZBRAIN」により、業務中の閲覧が不適切なWebサイトを高い精度で遮断します。また、Webメールの利用や掲示板の書き込みなどといった、Web経由の情報漏洩を防ぐとともに、その内容を記録・確認・保存することが可能なため、内部統制対策としても有効なソリューションです。「i-FILTER」は、すでに全国の企業・官公庁7,000団体以上、学校・教育機関25,000校以上に導入されています。(2012年3月末現在)
株式会社ラックについて
2012年4月に持株会社ラックホールディングスと完全子会社3社(ラック、エー・アンド・アイ システム、アイティークルー)が経営統合し、高度な情報セキュリティ技術に裏付けられたITトータルソリューションを提供する株式会社ラック(新生ラック)として新たにスタート、サイバー社会の安全に貢献してまいります。
前身であるラックは、1986年9月3日に設立され、セキュリティソリューション分野でのリーディングカンパニーとして、1995年より提供する「脆弱性診断サービス」、 国内最大級の「セキュリティ監視センターJSOC」による24時間365日の高度なセキュリティ監視・分析サービスの提供、「サイバー救急センター」による情報漏えい事故などの緊急対応・支援など、官公庁・企業・団体等のお客様に総合的なセキュリティソリューションサービスを提供しています。
デジタルアーツについて
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級のWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、個人向け「i-フィルター」・企業向け「i-FILTER」を提供する他、企業向けとして電子メールフィルタリングソフト「m-FILTER」、セキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」、ファイルセキュリティソリューション「FinalCode」を提供しています。
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER、m-FILTER、D-SPA、FinalCodeは、デジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ その他、上に記載された会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。