2012年11月12日
デジタルアーツ株式会社

ヤマハ製ルーター/ファイアウォール製品対応の「i-FILTER®」に
標的型攻撃に有効な出口対策データベース提供を開始

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:梅村 充、以下 ヤマハ)が提供するSOHO向けルーター/ファイアウォール製品に、標的型攻撃に有効な出口対策が可能な「i-FILTER」のデータベースを11月12日(月)より提供開始いたします。

また、ヤマハが11月12日(月)に発売する、セキュリティ・高速ルーティング・マネジメントを1台で実現するファイアウォールの新製品「FWX120」では、同日から最新のWebフィルタリングのデータベースとしてご利用いただけるようになります。

昨今、日本企業や団体を狙ったハッカーによる悪質な標的型サイバー攻撃や新たに生まれ続ける未知のマルウェア等の脅威が増加傾向にあり、企業は早急なセキュリティ対策強化に追われています。これらの新たな脅威から企業の情報漏洩を防ぐには、セキュリティソフトによる「入口対策」だけでは不十分であり、マルウェア感染してしまった場合に組織内のネットワークから機密情報を外部に流出しないようにする「出口対策」が重要になります。

デジタルアーツは、こうした脅威に対抗するため、マルウェアがシステムへの侵入・感染後に行う通信のアクセス先リストを、国内大手セキュリティベンダー2社と提携し、データベース情報としてお客様に提供することで、情報窃取目的の通信を遮断する標的型サイバー攻撃への対策を行います。本機能は11月12日(月)より「緊急」カテゴリとしてデータベース配信が開始されるため、対象製品をご利用中のお客様は追加費用の負担やバージョンアップ等の作業をすることなくご利用いただけます。

デジタルアーツでは、今後もヤマハと協力しながら、中小企業を中心としたお客様に「i-FILTER」によるWeb上の脅威対策の必要性を訴求していくとともに、安全で快適なインターネット環境の実現をより進化させていくことで、企業における業務効率の更なる向上と安全性の確保に貢献してまいります。

「i-FILTER for YAMAHA」の概要

対応機種
ヤマハ製ルーター/ファイアウォール製品
SRT100 / RT107e / RTX1100 / RTX1200 / FWX120
詳細は、下記リンク先をご確認ください。

以上

「i-FILTER」について
「i-FILTER」は、情報漏洩対策とWebの有効利用のための企業向けWebフィルタリングソフトです。国内におけるWebフィルタリングソフトのシェアNo.1を獲得しました(2009年ミック経済研究所・2010年富士キメラ総研調べ)。業界最大級のWebフィルタリングデータベースと、特許を取得したフィルタリングテクノロジー「ZBRAIN」により、業務中の閲覧が不適切なWebサイトを高い精度で遮断します。また、Webメールの利用や掲示板の書き込みなどといった、Web経由の情報漏洩を防ぐとともに、その内容を記録・確認・保存することが可能なため、内部統制対策としても有効なソリューションです。「i-FILTER」は、すでに全国の企業・官公庁6,900団体以上、学校・教育機関25,000校以上に導入されています。(2012年3月末現在)
デジタルアーツ株式会社について
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級のWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、個人向け「i-フィルター」・企業向け「i-FILTER」を提供する他、企業向けとして電子メールフィルタリングソフト「m-FILTER」、セキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」、ファイルセキュリティソリューション「FinalCode」を提供しています。
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER、m-FILTER、D-SPA、FinalCodeは、デジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ その他、上に記載された会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。