2014年10月29日
デジタルアーツ株式会社

「i-FILTER®」、Web上の未知の脅威対策として
ファイア・アイとの連携オプションを12月中に提供開始
~Webセキュリティ NX/CMシリーズとの連携で即時的な標的型攻撃対策が実現
 本日から開催の第4回情報セキュリティEXPO秋で先行公開~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、情報漏洩防止と内部統制を推進する企業・官公庁向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER(アイフィルター)」において、高度なサイバー攻撃の対策製品・サービスで業界をリードするファイア・アイ株式会社(所在地:東京都千代田区、代表:茂木正之、本社所在地:米国カリフォルニア州ミルピタス、以下 FireEye)のWebセキュリティ NX/CMシリーズとの連携オプションの試用版を12月中に提供開始いたします。

ソフトウェアの脆弱性を攻撃するゼロデイ攻撃や機密情報を盗む目的で特定の企業や個人を狙い撃ちする標的型攻撃などの複合型の高度な脅威の増加に伴い、これらの脅威に対処できる次世代のセキュリティ対策が強く求められるようになっています。コンピューターウイルスなどの検知・識別に用いられる従来のシグネチャベースのセキュリティ対策は「既知の脅威」に対して有効ですが、今後発生するであろう「未知の脅威」に対しては無力です。

このような状況の中で、デジタルアーツはWeb上の「未知の脅威」に対する防御策で業界をリードするFireEyeのWebセキュリティ NX/CMシリーズとの連携オプションを用意いたしました。FireEyeのNX/CMシリーズは、単機能型や次世代型のファイアウォール(NGFW:Next Generation Firewall)、IPS、アンチウイルス、Webゲートウェイでは検知できずすり抜けてしまうWebベースの攻撃を防御するための脅威対策プラットフォーム(TPP)で、ゼロデイ攻撃や複数のプロトコルを使用したC&Cサーバー(コマンド&コントロールサーバー:マルウェアに感染した後、攻撃者の指揮のもと、他のコンピューターへの指揮・制御の役割を担うサーバー)へのコールバック通信をリアルタイムで検知し、対応を可能にします。

この度の連携により、NX/CMシリーズが検知したC&Cサーバーへの通信を、連携モジュールが自動で「i-FILTER」に登録するので、C&Cサーバーへのコールバック通信を即時にブロックすることが可能になり、Web上の複合型の高度な脅威による自社の機密情報の漏洩を阻止することが可能となります。

「i-FILTER」とFireEyeのNX/CMシリーズ連携概要図

「i-FILTER」とFireEyeのNX/CMシリーズ連携概要図

今回の連携オプションは、本日から3日間、幕張メッセで開催される第4回情報セキュリティEXPO秋のFireEye展示ブース内にて先行公開しておりますので、是非足をお運びください。尚、製品版は2015年1月以降に提供開始予定です。

デジタルアーツは、日本の企業・組織にとって今後ますます大きな脅威となる標的型攻撃における防御・対応ソリューションをより迅速に、広範囲にご提供し、安心してインターネットに接続できる環境を提供すべく、お客様の貴重なご意見を製品開発に活かし、更なる製品使用満足度向上を目指してまいります。

■「i-FILTER」とFireEyeの連携オプションについてのティザーサイト
 https://www.daj.jp/bs/i-filter/fireeye/

エンドースメント

今回のFireEye NX/CMシリーズとの連携オプションの提供開始にあたり、ソフトバンク・テクノロジー株式会社様より、以下のエンドースメントを頂いております。

ソフトバンク・テクノロジー株式会社 取締役 兼 常務執行役員 佐藤 光浩様
この度のデジタルアーツ株式会社 「i-FILTER®」とFireEyeのNXプラットフォームの連携オプションがリリースされることを心から歓迎します。弊社は7月よりFireEyeと国内販売一次代理店契約を締結し、取扱いを開始しました。国内で多くの採用実績を持つ「i-FILTER」とNXプラットフォームが連携し、標的型攻撃対策をより強固に簡単に実現できることを、より一層多くのお客様に向けて訴求してまいります。

以上

「i-FILTER」について 
「i-FILTER」は、情報漏洩対策とWebの有効利用のための企業向けWebフィルタリングソフトです。国内におけるWebフィルタリングソフトのシェアNo.1を獲得しました(2014年7月 株式会社アイ・ティ・アール調べ)。業界最大級のWebフィルタリングデータベースと、特許を取得したフィルタリングテクノロジー「ZBRAIN」により、業務中の閲覧が不適切なWebサイトを高い精度で遮断します。また、Webメールの利用や掲示板の書き込みなどといった、Web経由の情報漏洩を防ぐとともに、その内容を記録・確認・保存することが可能なため、内部統制対策としても有効なソリューションです。「i-FILTER」は、すでに全国の企業・官公庁6,700団体以上、学校・教育機関28,000校以上に導入されています。(2014年3月末現在)
https://www.daj.jp/bs/i-filter/
デジタルアーツ株式会社について
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級のWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、個人向け「i-フィルター」・企業向け「i-FILTER」を提供する他、企業向けとして電子メールフィルタリングソフト「m-FILTER」、セキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」、ファイルセキュリティソリューション「FinalCode」を提供しています。
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER/i-FILTER EndPoint Controller、m-FILTER/m-FILTER MailFilter/m-FILTER Archive/m-FILTER Anti-Spam/m-FILTER File Scan、D-SPA はデジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ FinalCodeは、株式会社アイキュエスの登録商標です。
  • ※ 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。