2010年のプレスリリース

2010年05月10日
デジタルアーツ株式会社

デジタルアーツ、
フィルタリングデータベース登録Webページ数が3億を突破
フィルタリングデータベースの強化に向け、新たな手法を導入へ

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下デジタルアーツ、証券コード2326)は、本日、自社内にて収集しているWebフィルタリングデータベースの登録Webページ数が3億を突破したことを発表します。

このデータベースは、弊社がWebフィルタリングソフト開発に着手した1998年8月以来、日本語、英語、中国語のWebサイトを中心に、専任チームが収集作業を行い、弊社が開発・販売するWebフィルタリングソフト「i-フィルター」「i-FILTER」および、電子メールフィルタリングソフト「m-FILTER」に活用されているものです。

収集したWebページは、各製品のターゲットユーザー層や想定される利用シーンに沿って分類・格納しており、家庭向け製品である「i-フィルター 5.0」では67、企業向け製品である「i-FILTER」Ver.7では94のカテゴリを提供しています。このカテゴリ別の収集内容は、日本の法律や文化、時代背景やネットを介した事件事例、世界各国における研究結果、お客様のご意見などに基づいて、定期的に見直すなどの対応も行っています。
「精度の高いデータベース構築」を目指して、ブロック率の向上はもちろんのこと、設定していないのに閲覧ができないような過剰ブロックとならないための工夫を凝らすなど、きめ細やかなデータベース収集作業を積み重ねた結果、今回、3億ページを突破することができました。

インターネットのコンテンツは日々変化をしており、最近では、Web上の情報を閲覧するだけではなく、利用者同士が自由にコミュニケーションできるサービスなども急増しています。こうした状況に対応すべく、デジタルアーツでは、データベースのさらなる強化を目指して、以下のような施策を行っています。

カテゴリ分類時の自動化推進

Webページをカテゴリ毎に分類する際に、たとえば、「麻薬販売」と「麻薬撲滅」のページを最終的に区別する上で、今までは「目視」による登録ページ確認のプロセスを複数回経ることで精度を高めていました。
今まで蓄積したノウハウと、フィルタリングにかかる特許技術を活かした「自動判定ツール」により、カテゴリ登録の一次判定を自動化するようになりました。これにより、精度の高さを維持したまま、一次判定速度が、従来の約2倍となり、さらなる効率化を図れるようになりました。

弊社電子メールフィルタリングソフトのスパムメール対策「m-FILTER Anti-Spam」との連携

スパムメールの流通量は、全世界のメール流通量の実に90%近くに至ると言われています。弊社の収集しているスパムメールの8割にはURLが記載されており、このスパムメールに記載されているURLが誘導する先のWebサイトは、アダルト情報や薬の広告といったサイトや、マルウェア配布やフィッシングサイトへの誘導が行われるサイトなど、一般的なユーザーがアクセスする必要がない、あるいは、アクセスすること自体に危険が伴うサイトです。
そこで、弊社の企業向けスパムメール対策製品である「m-FILTER Anti-Spam」用に収集しているスパムメール上に記載されたURLをWebフィルタリングデータベースと連携させ、新たに「迷惑メールリンク」カテゴリを設置、Webフィルタリングの精度を高めています。また、これらのURLの内容を精査し、細かく分類することで、スパムメールが誘導する「フィッシングサイト」や「マルウェア配布サイト」といったカテゴリを大幅に強化しています。

URL収集を収集するための、独自開発クローラーの性能向上

WebフィルタリングデータベースのURL収集作業では、一般のインターネット利用者の検索単語パターンをはじめとした、あらゆる利用シーンを想定した上で開発された、弊社が独自に開発したクローラーを使用しています。一般的にフィルタリングを使って管理したいとのニーズが多く、かつより社会的に影響度の高いURLを収集するアルゴリズムを導入することでこのクローラーの性能を進化させており、これが、より精度の高いフィルタリングの実現に貢献しています。なお、2010年2月に株式会社ベリサーブが実施した「Webフィルタリングソフト  URLデータベースパフォーマンス検証」において、デジタルアーツのURLデータベースを搭載した「i-FILTER」は、正ブロック率・誤ブロック率ともに、精度の高さを実証しました。本データの詳細につきましては、以下のプレスリリースをご確認ください。

デジタルアーツでは、引き続き精度の高いデータベース構築やフィルタリング技術の開発を進めていくとともに、ウイルス対策メーカー等との技術提携を進めていくことで、だれもが安心・安全にインターネットを利用できる環境の構築を目指していきます。

以上

デジタルアーツについて
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級となる3億ページを超すWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、個人向けに「i-フィルター」、企業向けに「i-FILTER」、また企業向け電子メールフィルタリングソフトとして「m-FILTER」を提供しています。
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER、m-FILTERは、デジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ その他、上に記載された会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。