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Investor Relations

投資家の皆様へ

当社グループは、「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」ことを企業理念として、創業当初より企業・組織内からの情報漏洩に対する情報セキュリティソリューションの提供に注力し、成長してまいりました。

当社グループが属するセキュリティ業界におきましては、特定の企業・組織、国家機関を狙った標的型攻撃など外部からの攻撃による脅威の多様化・高度化、セキュリティ人材の不足等、企業等の組織が直面する課題は拡大しており、セキュリティ製品への需要が引き続き見込まれています。また、ユーザー側では困難となったセキュリティ運用の外部委託やセキュリティ運用の負荷軽減を目的としたクラウドサービスの利用が加速しております。加えて、新型コロナ感染症の影響が長期化し、企業向け市場においてはテレワークが急速に普及したことにより、在宅勤務の中でも効率的な業務運用を行うためのソフトウェア製品への需要が増加することが見込まれます。公共向け市場においては、児童生徒向けの1人1台の学習用端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する構想(GIGAスクール構想)において、令和元年度補正予算案2,318億円(2019年12月閣議決定)に加えて、「GIGAスクール構想の加速」を目的として、令和2年度補正予算案2,292億円(2020年4月閣議決定)が計上され、児童生徒「1人1台端末」の早期実現によって、緊急時においてもICTの活用により全ての子どもたちの学びを確保できる環境を早急に実現することが急務となっています。

このような状況を受け、当社グループは高度な標的型攻撃対策が可能となる「i-FILTER」Ver.10、「m-FILTER」Ver.5を主力製品として拡販に努め、その機能の有効性が認められ、これまで466万ライセンスのお客様にご利用頂き、現在までそのお客様からの被害報告はなく、標的型攻撃から守ることができていると認識しております。加えて、テレワークの普及等によりWebサービスやメール環境のクラウド化が急速に進んでいる事を背景として、クラウドサービス「i-FILTER@Cloud」「m-FILTER@Cloud」を購入しやすい価格に改定し、クラウド環境においても、Webやメールを安心して利用できる世界を提供してまいりました。さらに、オンライン会議を可能としたビジネスツール「Chat@Cloud」を提供開始し、コロナ禍において在宅勤務等のテレワークが急速に普及している中で、利用の増加が期待できる新製品をリリース致しました。
 しかしながら、当期は企業向け、公共向けにおいて、様々な要因が重なった結果、当連結会計年度の売上高は前期比で僅かに減収となりました。

2021年3月期においては、引き続き「i-FILTER」Ver.10、「m-FILTER」Ver.5の製品強化・機能追加を行い、より精度の高いセキュリティ環境を提供してまいります。加えて、テレワークの急速な普及に合わせ、業務効率化を実現できるビジネスツール「Chat@Cloud」の拡販に努めてまいります。また、公共向け市場においては、「GIGAスクール構想」における「i-FILTER」の拡販に最重点を置き、大きな成長を目指してまいる所存です。

当社グループは、引き続きグループ一丸となって総合セキュリティ対策ソリューションメーカーを目指し、進化を続けてまいります。

今後ともより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

2020年5月8日
デジタルアーツ株式会社
代表取締役社長 道具 登志夫