2012年01月16日
デジタルアーツ株式会社

デジタルアーツ、フィルタリングデータベース登録Webコンテンツ数が6億を突破
~欧米を中心とした多言語データベースでグローバル展開に対応~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下デジタルアーツ、証券コード2326)は、自社で収集しているWebフィルタリングデータベースの登録Webコンテンツ数が6億を突破したことを発表します。

インターネットをめぐる情勢は日々変化をしており、利用者は普及が進むスマートデバイスからWebアクセスを行い、ソーシャルネットワークサービス等で情報発信やコミュニケーションを積極的に行なっています。これらスマートデバイス専用サイトや、同一URL内で表示内容が変わる動的コンテンツの急増等により、インターネットコンテンツは近年急増しており、また既に枯渇したIPv4に代わりIPv6でのアクセスも可能なデュアルスタックのWebサイトも増加しています。このようにダイナミックに変化するWebコンテンツの影で、Webからの脅威も巧妙・複雑化をしており、昨年より政府や企業を狙った標的型サイバー攻撃の増加が問題となっています。

こうした状況に対応すべく、弊社では1998年以来行なってきた、独自の収集技術とレイティング基準によるフィルタリングデータベース収集業務を強化致しました。2011年に開設いたしました北米及び欧州現地法人を中心に、これまで日本語・英語・中国語中心であった収集体制からフランス語・スペイン語・ドイツ語等のヨーロッパの言語を加えた多言語のデータベース収集を開始し、さらに国内では出口対策に対応する「脅威情報サイト」というカテゴリを用意して標的型サイバー攻撃への対策をとる等、データベースのさらなる強化を目指して収集作業を積み重ねた結果、登録Webコンテンツ数が6億を突破いたしました。

収集したWebコンテンツは、各製品のターゲットユーザー層や想定される利用シーンに合わせて分類・格納しており、企業・公共向け製品である「i-FILTER」Ver.8では102、家庭向け製品である「i-フィルター 6.0」では67のカテゴリを提供しています。このカテゴリ分類の基準は、日本の法律や文化、時代背景やネットを介した事件事例、世界各国における研究結果、お客様のご意見等に基づいて、定期的に見直しております。また、ブロック率の向上はもちろんのこと、目視確認により過剰ブロックとならないようにしております。

世界最高水準のフィルタリング制度

デジタルアーツは、今後ますます多様化するネット環境に対応すべく、パソコンだけではなく、弊社が既に製品を提供しているスマートフォンやタブレット端末、家庭用ゲーム機、インターネット対応テレビにおいても更に精度の高いフィルタリングを提供できるようにデータベース構築を強化し、「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」との企業理念のもと、フィルタリング技術を核にした優れたセキュリティソリューションを通じて、皆さまが安心して利用できるインターネットライフを支援する企業であり続けたいと考えております。

企業向けWebフィルタリングソフト
「i-FILTER」Ver.8の新設カテゴリ

新設カテゴリ脅威情報サイト
地図・位置情報
クーポン総合サイト
ポイントサービス
クレジットカード・オンライン決済・電子マネー
電子書籍・小説投稿サイト
保険商品

対応言語一覧

対応言語一覧日本語
英語
中国語
フランス語
スペイン語
ドイツ語
イタリア語
ロシア語
ポルトガル語
スカンジナビア語群
(スウェーデン語・ノルウェー語・デンマーク語)
ポーランド語
ルーマニア語
オランダ語
ギリシア語

以上

「i-FILTER」について
「i-FILTER」は、情報漏洩対策とWebの有効利用のための企業向けWebフィルタリングソフトで、国内におけるWebフィルタリングソフトのシェアNo.1を獲得しました(2009年ミック経済研究所・2010年富士キメラ総研調べ)。業界最大級の6億コンテンツを超すWebフィルタリングデータベースと、特許を取得したフィルタリングテクノロジー「ZBRAIN」により、業務中の閲覧が不適切なWebサイトを高い精度で遮断します。また、Webメールの利用や掲示板の書き込み等といった、Web経由の情報漏洩を防ぐとともに、その内容を記録・確認・保存することが可能なため、内部統制対策としても有効なソリューションです。最近では、Webフィルタリングソフトとして国内で初めてWeb経由で未知のマルウェアに感染した場合でも情報漏洩被害を水際で防止する機能を搭載し、マルウェア感染による情報漏洩の「出口対策」強化が可能となりました。
「i-FILTER」は、すでに全国の企業・官公庁6,900団体以上、学校・教育機関25,000校以上に導入されています。(2011年11月末現在)
「i-フィルター」について
「i-フィルター」は、日本PTA全国協議会の推薦をいただいた、家庭向けフィルタリングソフトです。とくに子どもが閲覧するのに不適切なWebサイトや、セキュリティ上問題のあるWebサイトは、子どもがその閲覧を意図していなくても、リンクをたどっていったり、一般の単語で検索をかけたりしただけでも表示されてしまう場合があります。「i-フィルター」はこうした「意図しないのに表示されるWebサイト」につきましても、閲覧管理をすることができます。インターネット上に無数に広がる、リスクの高いWebサイトを未然にブロックすることで“お子さまを守る”、家庭向けのフィルタリングソフト/サービスです。家庭向けのパッケージソフト「i-フィルター 6.0」の他、スマートフォン、携帯端末、ゲーム機器やインターネット対応テレビなど、インターネットにつながるさまざまな機器に対応したサービスを提供しています。
デジタルアーツについて
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級となる6億コンテンツを超すWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、家庭及び個人向け「i-フィルター」・企業向け「i-FILTER」を提供する他、企業向けとして電子メールフィルタリングソフト「m-FILTER」、セキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」を提供しています。
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER、m-FILTER、D-SPAは、デジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ その他、上に記載された会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。