国産プロキシ・アプライアンス「D-SPA」新バージョン
“Ver.2”を1月末からリリース
～独自開発のキャッシュ機能強化＆新たに冗長化機能も搭載～

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：道具　登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326）は、自社製国産プロキシを搭載した国産のセキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」（DigitalArts Secure Proxy Appliance、読み方：ディー・エスピーエー）において、独自のプロキシエンジンの強化と共に、「D-SPA」複数台間の冗長化機能などの新機能を追加した、新バージョン“Ver.2”を2013年1月末より出荷開始いたします。

「D-SPA」はWebアクセスの一元化・可視化・高効率化を実現し、WebフィルタリングやHTTPウイルススキャンといったセキュリティ・ソリューションのプラットフォームとして機能する、国産のプロキシ・アプライアンス製品です。

「D-SPA」の主な特長

• 独自のプロキシエンジンによる高速で安全なWebアクセス
• 複数台の「D-SPA」で共有できるなど、独自キャッシュ機構によるネットワーク負荷を軽減
• 国内シェアNo.1の「i-FILTER」を搭載（オプション※1）し、セキュリティポリシーに則したWebフィルタリングを提供
• 豊富なログの種類とSSL通信デコード（オプション※2）で従業員のWebアクセスを可視化
• HTTPSも含めたWeb経由の入口対策（オプション※3）・出口対策が可能な国内唯一のプロキシ・アプライアンス製品

新バージョン“Ver.2”では、独自開発したキャッシュ機構「SP-Cache」の強化により、キャッシュヒット率が一段と向上し、増加し続けるWebアクセスによるネットワーク負荷の軽減とさらなる高速化を実現します。また、新機能として、冗長化構成でのホットスタンバイ機能やNAT（※4）対応、透過プロキシ（※5）のHTTPS対応などの機能を新たに追加いたします。ホットスタンバイ機能のご提供により、「D-SPA」を複数台ご準備いただくことで、1台にシステム上のトラブルが起きて稼働しなくなった場合でも自動的に他の「D-SPA」に切り替わり、業務に支障をきたさずに運用することが可能になります。

デジタルアーツは、今後、「D-SPA」のパフォーマンス及びキャッシュ機構の強化を行い、より多くの企業や教育機関に安価で最適なセキュリティ環境を提供することを目標に、本製品の販売強化をしてまいります。

• （※1）「i-FILTER for D-SPA」：（国内最高水準のURLデータベースをもとにWebフィルタリングが可能なオプション）
• （※2）「SSL Adapter for D-SPA」：（情報漏洩対策の抜け道となりうるHTTPS（SSL）通信を解読する、SSL通信デコードオプション）
• （※3）「AV Adapter for D-SPA」：（ICAP通信により、外部に設置したウイルススキャン製品との連携が可能なオプション）
• （※4）NAT（Network Address Translation）：ネットワーク上を流れるパケットヘッダに含まれるIPアドレスを、別のIPアドレスに変換する技術
• （※5）透過プロキシ：ユーザーがプロキシの設定をしなくても接続要求を強制的にプロキシサーバーに転送する技術