2014年06月03日
デジタルアーツ株式会社

オンプレミス版サーバーDB対応強化とクライアント処理速度が大幅アップした
「FinalCode®」Ver.4.1、6月3日より提供開始
~外出先でも「FinalCode」で暗号化されたPDFをiOS端末で閲覧できる
専用の無料ビュワーアプリ「FinalCode® Reader」も6月中に提供開始~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、主要なファイルフォーマットの共有、管理、消去までを安全に制御できる、企業・官公庁向けパスワード不要のファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode(ファイナルコード)」において、オンプレミス版のエンタープライズサーバーのデータベースの対応を強化し、クライアントの処理速度の大幅にアップした「FinalCode」Ver.4.1を6月3日に提供開始いたします。また、iOS端末から「FinalCode」で暗号化されたPDFファイルが閲覧できる専用の無料ビュワーアプリ「FinalCode Reader」を6月中に提供開始いたします。

「FinalCode」Ver.4.1は、「FinalCode」を自社で管理運用されたい企業様向けの「FinalCode Enterprise(オンプレミス版)」において、従来、対応していたデータベースサーバーに「Oracle Database 12c」「PostgreSQL 9.3」を追加したことで、大規模運用の企業様への対応も可能になりました。さらに、「FinalCode」が使用可能な対象アプリケーションの追加とクライアントの処理速度を大幅にアップさせた他、既存のお客様からの要望を取り入れ、「FinalCode」化されたファイルのアイコン表示を、Excel・Word・PowerPoint・PDFといった代表的な拡張子のアイコンのデザインか既存の「FinalCode」のデザインか選択できるようになり、保存後のファイル管理が容易になりました。

また、従業員の業務効率化や営業力強化のため、外出先でもメールチェックする機会が増えていることから、この度、新たにiOS端末専用の無料ビュワーアプリ「FinalCode Reader」(AppStoreからダウンロード)を提供することにいたしました。これにより、ファイル送信者が受信者に「FinalCode」へのアクセス権限を付与していれば、「FinalCode」で暗号化されたPDFファイルを受信した方が、外出先や海外出張等で業務上利用するiOS端末(iOS7対象)からそのファイルを閲覧することが可能になります。また、iOS端末にダウンロードされたPDFファイルは、送信者が管理画面を操作することで、リモートで削除できる他、アプリの表示言語を日本語/英語から選択できます。

デジタルアーツは、今後、一層複雑化するビジネスシーンでの情報漏洩対策において、「FinalCode」を通じて、企業における業務効率の更なる向上と安全性の確保に貢献してまいります。

「FinalCode」Ver.4.1 その他の主な追加・強化機能

動作検証済みアプリケーションの追加
  • Microsoft社製「Microsoft Office Visio 2013/2007」「Microsoft Office Access 2013/2010/2007」
  • ジャストシステム社製「一太郎 2014 徹」
  • 富士ゼロックス社製「TIFF Viewer Ver.1.0.6」
  • 「LibreOffice 3.5.x/4.1.0~4.2.3」
  • ダッソー・システムズ社製「CATIA V5R20」(暗号化は「FinalCode for CAD」のみ可能)
システム動作環境の強化
  • 「FinalCode for ECM」において、「CentOS 5/6」64bitを追加

iOS端末専用の無料ビュワーアプリ「FinalCode Reader」の使用イメージ

iOS端末専用のビュワーアプリ「FinalCode Reader」の使用イメージ

以上

「FinalCode」について
「FinalCode」は、RSA/AES256に準拠した暗号化技術を利用してファイルをパスワードレスで暗号化できるファイル暗号化・追跡ソリューションです。ファイルの暗号化時に閲覧可能者と閲覧権限をファイル単位で設定するため、仮にファイルが流出してもファイル内の機密情報が漏れることはありません。更に、ファイルが手元を離れた後でも、権限変更やファイルの消去ができるため、社外に送信したファイルでも状況に応じてリモートで管理できます。「FinalCode」シリーズは、暗号ファイル閲覧者用のライセンス負担が不要で、サーバー構築の手間も必要ないため(ASPの場合)、従来型のファイル暗号化製品と比較して、コストを低く抑えることができます。
https://www.finalcode.com/jp/
デジタルアーツ株式会社について
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級のWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、個人向け「i-フィルター」・企業向け「i-FILTER」を提供する他、企業向けとして電子メールフィルタリングソフト「m-FILTER」、セキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」、ファイルセキュリティソリューション「FinalCode」を提供しています。
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER/i-FILTER EndPoint Controller、m-FILTER/m-FILTER MailFilter/m-FILTER Archive/m-FILTER Anti-Spam/m-FILTER File Scan、D-SPA はデジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ FinalCodeは、株式会社アイキュエスの登録商標です。
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