2016年04月06日
デジタルアーツ株式会社

「i-FILTER®」、ファイア・アイとの連携オプションの
フィルタリングDB登録に新方式を採用
6月末より提供開始
~最新版『FireEye NX Essentials』にも対応予定
Web上の複合型の高度な脅威による機密情報漏洩阻止を実現~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、情報漏洩防止と内部統制を推進する企業・官公庁向けWebフィルタリングソフト「i-FILTER(アイフィルター)」において、高度なサイバー攻撃の対策製品・サービスで業界をリードするファイア・アイ株式会社(所在地:東京都千代田区、代表:茂木 正之、本社所在地:米国カリフォルニア州ミルピタス、以下 FireEye)のWebセキュリティ NX/CMシリーズとの連携オプションにフィルタリングのデータベース登録における新方式を採用し、本年6月末より提供開始いたします。

ソフトウェアの脆弱性を攻撃するゼロデイ攻撃や機密情報を盗む目的で特定の企業や個人を狙い撃ちする標的型攻撃などの複合型の高度な脅威が引き続き増加しており、これらの脅威に対処できる次世代のセキュリティ対策が強く求められるようになっています。

このような状況の中で、デジタルアーツは2014年12月より、Web上の「未知の脅威」に対する防御策で業界をリードするFireEyeのWebセキュリティ NX/CMシリーズとの連携オプションを販売開始いたしました。FireEyeのNX/CMシリーズは、単機能型や次世代型のファイアウォール(NGFW:New Generation Firewall)、IPS、アンチウイルス、Webゲートウェイでは検知できずすり抜けてしまうWebベースの攻撃を防御するための脅威対策プラットフォーム(TPP)で、ゼロデイ攻撃や複数のプロトコルを使用したC&Cサーバー(コマンド&コントロールサーバー:マルウェアに感染した後、攻撃者の指揮のもと、他のコンピューターへの指揮・制御の役割を担うサーバー)へのコールバック通信をリアルタイムで検知し、通信をブロックします。

「i-FILTER」とFireEyeの新方式の連携概要図

「i-FILTER」とFireEyeの新方式の連携概要図

そして、この度、データベース登録における連携方式を、「i-FILTER」がFireEyeのアラートを定期的に収集するurllist方式から、新たにFireEyeが最新のアラートを自動的に提供するNotification(ノティフィケイション)方式に切り替えることにいたしました。これにより、タイムラグのない脅威情報を「i-FILTER」のお客様に提供することでき、即時的な通信のブロックの実現と、Web上の複合型の高度な脅威による自社の機密情報の漏洩を阻止することが可能となります。また、4月5日に発売された最新の『FireEye NX Essentials』にも対応予定です。
※現行のurllist方式については、FireEyeがサポートする期間中においては、引き続き利用可能です。

エンドースメント

今回のFireEye NX/CMシリーズとの連携オプションに新方式の採用にあたり、ファイア・アイ株式会社様より、以下のエンドースメントを頂いております。

ファイア・アイ株式会社 執行役 社長 茂木 正之様
この度のデジタルアーツ株式会社「i-FILTER」とFireEyeのNX/CMプラットフォームの連携オプションに新方式が採用されることを心から歓迎します。2014年12月より連携オプションの提供を開始し、国内で多くの採用実績を持つ「i-FILTER」とNX/CMプラットフォームとの連携実績は既に数十社にのぼります。新方式の連携により標的型攻撃対策をより強固にし、『FireEye NX Essentials』との連携により中堅企業を含むあらゆる企業が自社の情報漏洩対策を簡単に実現できるよう、より一層多くのお客様に向けて訴求してまいります。

以上

「i-FILTER」について
「i-FILTER」は、情報漏洩対策とWebの有効利用のための企業向けWebフィルタリングソフトです。国内におけるWebフィルタリングソフトのシェアNo.1を獲得しました(2015年7月 株式会社アイ・ティ・アール調べ)。業界最大級のWebフィルタリングデータベースと、特許を取得したフィルタリングテクノロジー「ZBRAIN」により、業務中の閲覧が不適切なWebサイトを高い精度で遮断します。また、Webメールの利用や掲示板の書き込みなどといった、Web経由の情報漏洩を防ぐとともに、その内容を記録・確認・保存することが可能なため、内部統制対策としても有効なソリューションです。「i-FILTER」は、すでに全国の企業・官公庁6,700団体以上、学校・教育機関28,000校以上に導入されています。(2015年3月末現在)
https://www.daj.jp/bs/i-filter/
デジタルアーツについて
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級のWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、家庭及び個人向け「i-フィルター」・企業向け「i-FILTER」「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を提供する他、企業向けとしてメールセキュリティソフト「m-FILTER」、クライアント型電子メール誤送信防止ソフト「m-FILTER MailAdviser」、セキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」、ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」を提供しています。
https://www.daj.jp
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER、m-FILTER/m-FILTER MailFilter/m-FILTER Archive/m-FILTER Anti-Spam/m-FILTER File Scan、D-SPA はデジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ FinalCode はデジタルアーツグループの登録商標です。
  • ※ 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。