トップメッセージ

デジタルアーツ株式会社 代表取締役社長 道具 登志夫

デジタルアーツは、「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」ことを企業理念として、創業以来、企業・官公庁・学校・ご家庭における情報セキュリティソリューションの開発・提供に注力し、数少ない国産のセキュリティソフトウェアメーカーとして成長してまいりました。

安全なインターネットアクセスとメール送受信を実現する当社独自の運用方式「ホワイト運用」は、1,256万人のお客様にご利用いただき、現在までお客様からのマルウェア感染などの被害報告件数はゼロとなっております。

昨年度は、中期的な目標である「総合セキュリティメーカー」への成長を加速させるために、過去にない数の新製品をリリースしました。今年度も独自の価値を搭載した新製品のリリースを行うことに加え、新製品と「ホワイト運用」の連携価値を訴求することで、お客様により安心安全な業務環境を、より使いやすい形で提供してまいります。

今年度は、「GIGAスクール構想第2期」が始まり、教育現場におけるICT活用が新たなステージを迎えます。当社製品は、有償フィルタリング対策済み教育委員会の50%以上で採用されるなど、児童・生徒の安心安全な学習環境の実現に貢献しております。今後も継続的な機能の強化・追加・連携を行い、より多くの児童・生徒の安心安全な学習環境の実現を目指すことと並行し、教育のデジタル化にも貢献していくことで、教育現場における当社プレゼンスをさらに高めていきたいと考えております。また、IDaaSソリューション「StartIn」やDLP・ファイル転送ソリューション「f-FILTER」など新製品を含めた幅広いラインアップで、販売代理店とのさらなる連携強化のもと、大手企業や小規模企業への拡販を加速させてまいります。加えて、官公庁向けのセキュリティにおいては、当社クラウドサービスを「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度」(ISMAP)へ、他社に先駆けて登録したように、数年先のお客様ニーズを捉えたソリューション提案のための製品開発を進めてまいります。

本年度も、社員一同一丸となってさらなる成長を目指してまいりますので、ご指導・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2024年4月1日
デジタルアーツ株式会社
代表取締役社長 道具 登志夫