2022年03月17日
デジタルアーツ株式会社

デジタルアーツ、自治体公式チャンネルのみ閲覧許可する機能を搭載
~YouTubeアクセスを禁止していても、官公庁・自治体の公式動画チャンネルを一括で閲覧許可できる~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、Webセキュリティ製品「i-FILTER」における、YouTubeなど特定のWebサービスを目的に応じて簡単に閲覧制御設定ができる「Webサービス制御」機能で、官公庁や自治体の公式動画チャンネルのみを閲覧許可できる機能を追加したことを発表します。

官公庁・自治体の公式動画チャンネルを閲覧許可できる設定が、簡単な操作で可能に

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、各自治体でテレワークや行政のデジタル化などが進められています。また、2020年12月には総務省から「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が発表され、自治体におけるセキュリティ対策はテレワークや行政のオンライン化に合わせて最適化していくことなどが盛り込まれました。

こうした中デジタルアーツでは、自治体様の安全なインターネット環境を実現するWebセキュリティ製品「i-FILTER」と、そのクラウド版「i-FILTER@Cloud」をご提供しております。
最新版の「i-FILTER」Ver.10.46R01と「i-FILTER@Cloud」において、今回、自治体様の安全な環境を担保しつつ、効率的に本製品をお使いいただけるよう、YouTube動画閲覧の設定を簡単にできる機能を追加しました。

「i-FILTER」は、サイバー攻撃に利用される悪意あるURLやマルウェアダウンロードを防ぎ、安全なWebアクセスのみを許可するデジタルアーツ独自のホワイトリストによるフィルタリング(『ホワイト運用』)で強固なセキュリティ環境を築いております。
この中で、業務上必要なWebサイトへのアクセスは阻害しないよう、フィルタリングテンプレートを設けたり、ユーザー様が個別でアクセス許可したいサイトを簡単に設定できる機能を備えており、これにより業務効率を下げないセキュリティ運用が可能です。

このフィルタリングルール設定で、多くのユーザー様にご利用いただいている有効な機能の一つが、「Webサービス制御」機能です。本機能は、YouTube動画やSNSなど業務上特定の目的で必要となるWebサービスについて、管理者が目的に応じて簡単に閲覧許可または禁止を設定できる機能です。
昨今では、文部科学省公式チャンネルや学習用動画などカテゴリごとにまとめて閲覧許可設定できる機能を付帯し、学校における1人1台の学習用端末で活用されています。


今回、新たに自治体向け機能として、官公庁・自治体の公式動画チャンネルを一括で閲覧許可できる機能として、「Webサービス制御」の「官公庁/自治体チャンネル」を新たに追加しました。
「官公庁/自治体チャンネル」には、12の省庁と全国47都道府県の主要自治体の公式動画チャンネル計30万以上※1が含まれており、チェックボックスのオンオフなどの簡単な操作でこれらの公式チャンネルのみ閲覧許可し、その他のYouTube動画閲覧を禁止することができます。

「i-FILTER」の「Webサービス制御」機能で柔軟なフィルタリングルール設定が可能に

安全なWebアクセスのみを許可するホワイトリストによる運用『ホワイト運用』では、現場の業務で必要なWebアクセスを禁止しないよう、業務などの目的によってフィルタリングテンプレートを設けたり、ユーザー様が簡単にフィルタリングルール設定できる機能を備えております。中でも、「Webサービス制御」機能は、YouTubeやFacebookのほか、ファイルアップローダーなど目的に応じて使い分けたいWebサービスを、簡単にアクセス許可や禁止の設定ができる機能で、現在1700以上のWebサービスが設定できるようになっています。

※1 2022年2月18日時点

以上

デジタルアーツについて
デジタルアーツはWebやメール、ファイルなどのセキュリティソフトウェアの提供を核に事業展開する情報セキュリティメーカーです。
1995年の創業以来、「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」を企業理念とし、情報漏えい対策や標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃対策を実現する最先端の製品を、企業・官公庁・学校・家庭向けに提供しています。
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