2022年06月17日
デジタルアーツ株式会社
デジタルアーツ、“スマホにひそむ危険”を疑似体験できるアプリに
新ストーリーを追加し、6月17日より無償提供開始
~「SNSでの誹謗中傷」など最新事例を4本新たに収録 情報リテラシー教育を支援~
情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、青少年の情報リテラシー教育教材として無償で配布している、「スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ」に、新たなストーリーを追加し、6月17日に提供開始したことを発表します。新たに収録したストーリーは計4本で、「SNSでの誹謗中傷(加害者)」など最新事例をもとに制作しました。
青少年が直面しやすいスマホにひそむ危険 疑似体験することで「自分事化」できるように
「スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ」は、青少年がスマートフォンやインターネットを利用する中で、直面しやすいトラブルや犯罪被害における危険を疑似体験できるアプリです。
インターネットやSNSでのコミュニケーションを通じたトラブルは毎年後を絶ちません※。しかし、こうした事件が報道されても、多くの方は「どのように気を付けたら良いかわからない」、または危険性を実感できず「自分だけは(自分の子どもだけは)大丈夫」と考えるのではないでしょうか。
本アプリは、青少年とその保護者が、こうした危険を「自分事化」し、スマートフォン・インターネット利用にひそむ危険への対策を考えるきっかけとしていただくことを目的としています。
ご家庭向けのフィルタリングソフトウェアメーカーであるデジタルアーツは、これまで青少年の情報リテラシー向上の取り組みに注力してきました。本アプリは2013年8月より無償で提供開始し、青少年とその保護者、教育関係者をはじめ、幅広くご利用いただいております。
SNSでの誹謗中傷など、新たなストーリーを4本追加し、計15本のストーリーを収録
本アプリでは、「ネットいじめ」、「出会い系被害」といったテーマ別のストーリーを収録し、利用者はテーマを選ぶとトラブルや犯罪被害を疑似体験できるようになっています。今回は、既に収録済みの11本のストーリーに、「SNSでの誹謗中傷(加害者)」、「動画投稿サイトからの個人情報漏えい」、「自画撮り被害」、「ワンクリック詐欺」の4本を新たに加えました。
昨今、芸能人などへの誹謗中傷が深刻化していますが、本人が何気なく書き込みをしたつもりでも、誹謗中傷の加害者となってしまう危険性があります。「SNSでの誹謗中傷(加害者)」では、誹謗中傷の加害者となった場合にどうなってしまうか、加害者とならないために注意すべきことについて触れています。
また、既に収録済みのストーリーでは、「ネットいじめ」についても取り上げています。メッセージアプリで友達同士がコミュニケーションを取っている中で、ちょっとしたきっかけから友達を嫌な気分にさせてしまう、グループで特定の子を無視するといったトラブルが発生してしまうことがあります。アプリでは、加害者となっていた子が、一転して被害者にもなる、といった内容で、加害者と被害者どちらの立場も実感できるようになっています。