デジタルアーツ、グルージェント、サイバートラストが
企業向けクラウドの利便性向上とセキュリティ対策で連携
～クラウドサービス利用のシングルサインオン、アクセス制御、情報漏洩対策が可能に～

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：道具　登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326）、株式会社グルージェント（本社：東京都港区、代表取締役CEO：鈴木 都木丸、以下 グルージェント）、サイバートラスト株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：眞柄 泰利、以下 サイバートラスト）は、企業のクラウドサービス利活用における利便性向上とセキュリティ対策が実現できるソリューションを12月10日より共同展開いたします。

昨今、企業においてOffice 365やGoogle Apps、Salesforce.comなどの便利なパブリッククラウドサービスを利用するケースが非常に拡大しています。その一方で、各々のサービスを利用する際には、運用の煩わしさから同じユーザー名やパスワードを利用するケースも散見されています。また、このようなID/パスワードの使い回しを狙ったアカウントリスト攻撃も拡大していることから、独立行政法人情報処理推進機構の「情報セキュリティ 10大脅威 2015」の1つに「ウェブサービスへの不正ログイン」が取り上げられ、注意喚起されております。

＜3社の協業によるソリューションの機能概要＞

「i-FILTER ブラウザー＆クラウド」「Gluegent Gate」「サイバートラスト デバイスID」の連携イメージ

そこで、3社の各製品を連携することで、パブリッククラウドサービスを利用する企業に対し、利便性とセキュリティ対策の両方を実現するソリューションの提供が可能であると考え、「Gluegent Gate」によるシングルサインオンと統合ID管理による利便性の向上、「サイバートラスト デバイスID」が発行するデバイス証明書による端末認証、「i-FILTER ブラウザー＆クラウド」が提供する端末にデータを残さない情報漏洩対策としてのWebフィルタリング及びセキュアブラウザーの機能を連携いたしました。

これにより、お客様は複数のID管理などの煩わしさから解放され、かつ、クライアント証明書とパスワード認証を利用した二要素認証による端末認証が実現でき、重要なデータにアクセスした際にも端末側に一切情報を残さずに業務上不要なWebサイトへのアクセス制限が可能になります。

デジタルアーツ、グルージェント、サイバートラストの3社は、今回の製品連携によるソリューションの販売を推進するとともに、今後も協業を深め、企業におけるパブリッククラウドサービスを便利かつ安心・安全に利用できる環境を構築することに貢献をしていきます。

エンドースメント

今回の連携におきまして、各社のコメントは以下のとおりです。

株式会社グルージェント　代表取締役CEO　鈴木 都木丸様
「i-FILTER ブラウザー＆クラウド」によるセキュアブラウザー、「サイバートラスト デバイスID」による電子証明書認証と「Gluegent Gate」が連携することにより、今まで以上のより高いセキュリティと利便性を保ったまま、Google Apps、Office 365などのクラウドサービスをご利用のお客様に対して提供することが出来るようになります。
今後も両社と連携しながら、各パートナー様及びお客様へ最適なソリューションを提供していきます。

サイバートラスト株式会社　代表取締役社長　眞柄 泰利様
企業によるクラウド利用が加速する昨今においては、クラウドサービスを安心・安全に利用するためのセキュリティとユーザーの利便性を両立させることが重要です。今回の3社による協業により、お客様がより安心して、より便利にクラウドサービスを活用できる環境を提供できるものと期待しております。

デジタルアーツ株式会社　取締役CTO　高橋 則行
デジタルアーツは、今回の連携を歓迎いたします。「i-FILTER ブラウザー＆クラウド」は、今回の連携を通して、お客様に「Gluegent Gate」によるシングルサインオンや社内ID連携による利便性の向上と「サイバートラスト デバイスID」を利用した二要素認証によるセキュリティ強化を提供することが出来ます。この度の両社との連携を機に、これからも各パートナー様及びお客様がパブリッククラウドを安心・安全にご利用いただけるような最適なソリューションを提供してまいります。

※今回の連携部分に関して各製品で標準搭載されますが、各社の製品を新たに利用する場合は、その分の費用が発生いたします。