2016年02月01日
デジタルアーツ株式会社

自治体向け情報セキュリティ強化に
有効な標的型攻撃対策ソリューションを提供開始
~「VMware Horizon®」と「i-FILTER®」「m-FILTER®」の営業連携強化~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、自治体が導入を進めている情報セキュリティ強化に有効な標的型攻撃対策ソリューションの提供を3月より開始いたします。

昨年起きた日本年金機構における個人情報流出の事件は、マイナンバー制度の施行により多くの住民情報を扱う自治体に、標的型攻撃に対する情報システム防御の重要性について改めて警鐘を鳴らすこととなりました。その後、総務省では自治体の情報セキュリティに係る抜本的な対策を取りまとめており、外部からの攻撃から守るためにインターネットを分離する動きも今後のセキュリティ対策として求められております。

そこで、今回は標的型攻撃対策ソリューション強化の一環として、インターネットの脅威から分離できる仮想環境を提供するヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン、以下 ヴイエムウェア)との営業連携を強化し、「VMware Horizon」シリーズ(オンプレミス「VMware Horizon」とクラウドサービス「VMware Horizon Air」)と、自治体に多く導入実績のあるWebフィルタリングソフト「i-FILTER」、 メールセキュリティ「m-FILTER」を組み合わせ、両社で全国の自治体で必要とされる仮想化のSBC/VDI環境とプロキシおよびメールセキュリティの市場シェアを更に拡大していく方針です。

「VMware Horizon」シリーズの仮想化環境は、ITの俊敏性、柔軟性、およびスケーラビリティを向上させる「Horizon Air Hosted Apps」(VMwareが提供するクラウド)でインターネットに接続するアプリの実行を分離して、セキュリティリスクを無害化することができます。

ヴイエムウェア「VMware Horizon」、「VMware Horizon Air」とデジタルアーツ「i-FILTER」の連携イメージ

ヴイエムウェア「VMware Horizon」、「VMware Horizon Air」と
デジタルアーツ「i-FILTER」の連携イメージ

また、「VMware Horizon」シリーズと「i-FILTER」の組み合わせであれば、「VMware」環境をサポート済みの「i-FILTER」による入口・出口対策が可能となるほか、仮想ファイアウォールによるマルウェア拡散防止にも非常に有効です。庁内端末をインターネットと分離させることで、標的型メールや危険なサイトから端末及び庁内情報を守ることができます。 さらにメールセキュリティ「m-FILTER」導入により、誤送信対策などの強化もでき、今後、開発予定のメール無害化対応機能で、メール環境のセキュリティ強化にも貢献します。

デジタルアーツは、自治体向けの情報セキュリティ対策製品として、自社の既存製品の機能改善や協業先との連携を今後も強化し、全国の自治体における標的型攻撃によるリスクを軽減させ、情報漏洩対策に貢献してまいります。

エンドースメント

今回のソリューション提供にあたり、ヴイエムウェア株式会社様より以下のエンドースメントを頂いております。

ヴイエムウェア株式会社 エンタープライズ営業本部 副本部長 吉田 裕之様
この度、デジタルアーツ株式会社との営業連携を歓迎いたします。自治体で多くの採用実績を持つ「i-FILTER」「m-FILTER」と「VMware」製品との連携によって、インターネットの分離環境下における情報セキュリティ対策が実現し、より一層多くのお客様に向けて提供できるようになりました。この度の連携を機に、これからも全国の自治体様が安心・安全にご利用いただけるような最適なソリューションを提供してまいります。

以上

「VMware Horizon」について
「VMware Horizon」 は、仮想またはホスト型のデスクトップとアプリケーションを単一のプラットフォームから提供できます。エンドユーザーは、わずか数回クリックするだけで、すべての仮想デスクトップ、アプリケーション、オンライン サービスに単一のワークスペースからアクセスできるようになります。
http://www.vmware.com/jp/products/horizon-view/
「i-FILTER」について
「i-FILTER」は、情報漏洩対策とWebの有効利用のための企業向けWebフィルタリングソフトです。国内におけるWebフィルタリングソフトのシェアNo.1を獲得しました(2014年7月 株式会社アイ・ティ・アール調べ)。業界最大級のWebフィルタリングデータベースと、特許を取得したフィルタリングテクノロジー「ZBRAIN」により、業務中の閲覧が不適切なWebサイトを高い精度で遮断します。また、Webメールの利用や掲示板の書き込みなどといった、Web経由の情報漏洩を防ぐとともに、その内容を記録・確認・保存することが可能なため、内部統制対策としても有効なソリューションです。「i-FILTER」は、すでに全国の企業・官公庁6,700団体以上、学校・教育機関28,000校以上に導入されています。(2015年3月末現在)
https://www.daj.jp/bs/i-filter/
「m-FILTER」について
「m-FILTER」は、電子メールによる情報漏洩・監査要求・年々増加するスパムメールといった課題に対応した、企業・官公庁・自治体様向けのゲートウェイ型電子メールセキュリティソフトです。
「m-FILTER」では、社内外宛先別の時間差配送や、添付ファイル自動暗号化・上長承認等の多彩な誤送信対策を標準機能で実現する「m-FILTER MailFilter」、リアルタイムに添付ファイルを含めたメールを保存し、高速検索で運用負荷を軽減する「m-FILTER Archive」、業界最高水準の検知率であるCloudmark社スパムエンジンによりスパムメールを 徹底排除する「m-FILTER Anti-Spam」の3つの機能を提供します。これらの3つの機能から解決したい課題に合わせ機能を選択し、柔軟な組み合わせで導入頂くことも、3つの機能全てを導入頂くことも可能です。
https://www.daj.jp/bs/mf/
ヴイエムウェアについて
ヴイエムウェア(本社:カリフォルニア州パロアルト)は、クラウド インフラとビジネス モビリティの分野で業界をリードしています。VMwareの業界をリードする仮想化技術をベースとしたソリューション群を通じて柔軟性、俊敏性、安全性に優れたITの新しいモデルを実現します。顧客はあらゆるアプリケーションの開発の高速化、提供の自動化、安全な利用を実現することでこれまで以上にイノベーションを加速できます。VMwareは、50万社を超える顧客、および7万5,000社を超えるパートナを有し、米国カリフォルニア州シリコンバレーの本社のほか全世界にオフィスを展開しています。当社の2014年度の売上高は、60億米ドル以上です。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。
http://www.vmware.com/jp/
デジタルアーツについて
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級のWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、家庭および個人向け「i-フィルター」・企業向け「i-FILTER」「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を提供する他、企業向けとして電子メールセキュリティソフト「m-FILTER」、クライアント型電子メール誤送信防止ソフト「m-FILTER MailAdviser」、純国産のセキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」、ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」を提供しています。
https://www.daj.jp
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER、m-FILTER/m-FILTER MailFilter/m-FILTER Archive/m-FILTER Anti-Spam/m-FILTER File Scan、D-SPA はデジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ FinalCode はデジタルアーツグループの登録商標です。
  • ※ VMwareは、VMware, Inc.の米国および各国での商標または登録商標です。
  • ※ 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。