2016年10月04日
デジタルアーツ株式会社

「m-FILTER®」が3年連続で新規の導入実績No.1を獲得
~電子メールフィルタリング・アーカイブ市場において、新規の導入社数シェア44.8%で1位を獲得~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、株式会社ミック経済研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:有賀 章、以下 ミック経済研究所)が2016年9月に発刊した市場調査レポート「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2016【内部漏洩防止型ソリューション編】」において、デジタルアーツの提供する企業・官公庁向けメールセキュリティソフト「m-FILTER」が2015年度電子メールフィルタリング・アーカイブ市場(売上金額ベース:58.3億円)の出荷本数で44.8%のシェアを獲得し、3年連続で新規の導入社数実績で1位を獲得したことを発表いたします。

本調査は2016年4月~9月にかけて行われ、ミック経済研究所アナリストによるベンダーへのインタビュー、各ベンダーが公開しているプレス情報や製品ブリーフィング情報、財務諸表等の公開情報、ミック経済研究所が保有する独自の情報をもとに最善の推定値を算出し、分析をしたものです。

電子メールフィルタリング・アーカイブ市場:ベンダーシェア(出荷本数ベース)

出典:ミック経済研究所 「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望 2016【内部漏洩防止型ソリューション編】」
  2015年度(実績)
デジタルアーツ 44.8%
A社 18.2%
B社 9.1%
C社 9.0%
その他 18.9%
合 計 100%

ミック経済研究所は電子メールフィルタリング・アーカイブ市場を電子メールフィルタリング、電子メールアーカイブ、フィルタリングとアーカイブの両機能を併せ持った製品を含めた市場として捉え、その定義での市場調査結果において、デジタルアーツは2015年度も売上を伸ばし、シェア44.8%を獲得。2013年度以来、新規の導入実績No.1を3年連続で獲得いたしました。

この結果を受けて、ミック経済研究所は、『2016年度は、メール無害化機能を追加し、「i-FILTER」と「m-FILTER」に仮想化環境によってインターネットを分離できる「VMware Horizon」シリーズを組み合わせて自治体で必要とされるインターネット分離とメールセキュリティ強化に有効なソリューションを提供し、案件獲得が進んでいる。』とし、『同社は、元々、Webフィルタリングソフトウェア「i-FILTER」を販売しており、同市場におけるトップベンダーであるが、両製品のシナジー効果で順調に売上を拡大させている。』『プロモーションにも引き続き注力しており、大規模トレードショーへの出展、プライベートセミナー、雑誌広告など各種媒体を有効活用しており、このような活動が功を奏している。』と分析しています。

業務に必要不可欠な電子メールですが、昨今、企業、官公庁、自治体等、業種や規模を問わず、業務上のメール誤送信事件が後を絶ちません。また、コンプライアンスやITガバナンスを背景に、年々電子メール監査要求は厳しさを増しており、電子メールのフィルタリングとアーカイブの重要性が改めて認識されるようになっています。

デジタルアーツでは市場のニーズにこたえるべく、従来バージョンから搭載されている電子メールフィルタリング機能やアーカイブ機能を更に充実させるために、2014年6月に「m-FILTER」Ver.4をリリースいたしました。このバージョン以降、「m-FILTER」とOffice 365/Gmailのクラウドメールとのセキュアな連携が可能となり、併せて、大容量ファイルセキュア転送サービス「クリプト便 for m-FILTER」(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社)との連携機能も搭載したので、誤送信対策やアーカイブにおいて、より幅広いニーズに対応できるようになりました。

さらに、2015年9月にはAIを使った内部不正対策ソリューション「Lit i View EMAIL AUDITOR for m-FILTER」(株式会社FRONTEO)との連携を実現し、2016年1月には弊社のファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」との連携を強化、同年6月には標的型メール攻撃対策機能「メール無害化」オプションを提供するなど、従来の誤送信防止に限定されない多彩な情報漏洩対策を提供しております。

これらの機能追加に加え、販売代理店への営業支援及びマーケティング支援の強化も行ったことが好調な出荷実績に結びつき、今回のミック経済研究所の調査において新規の導入実績シェアNo.1を3年連続で獲得することができたものと考えております。

なお、2016年11月中旬には、メールアーカイブからマイナンバー情報を検出して手動削除を行える「マイナンバー検出」オプションの搭載や、「Lit i View EMAIL AUDITOR for m-FILTER」機能を強化した「m-FILTER」Ver.4.8をリリース予定です。

デジタルアーツでは、情報セキュリティメーカーとして、安心してインターネットに接続できる環境を提供すべく、今後もお客様の貴重なご意見を製品開発にいかし、更なる製品満足度向上を目指してまいります。

以上

「m-FILTER」について
「m-FILTER」は、電子メールによる情報漏洩・監査要求・年々増加するスパムメールといった課題に対応した、企業・官公庁・自治体様向けのゲートウェイ型電子メールセキュリティソフトです。
「m-FILTER」では、社内外宛先別の時間差配送や、添付ファイル自動暗号化・上長承認等の多彩な誤送信対策を標準機能で実現する「m-FILTER MailFilter」、リアルタイムに添付ファイルを含めたメールを保存し、高速検索で運用負荷を軽減する「m-FILTER Archive」、業界最高水準の検知率であるCloudmark社スパムエンジンによりスパムメールを徹底排除する「m-FILTER Anti-Spam」の3つの機能を提供します。これらの3つの機能から解決したい課題に合わせ機能を選択し、柔軟な組み合わせで導入いただくことも、3つの機能全てを導入いただくことも可能です。
https://www.daj.jp/bs/mf/
デジタルアーツについて
デジタルアーツは、フィルタリング技術を核に、情報セキュリティ事業を展開する企業です。製品の企画・開発・販売・サポートまでを一貫して行い、国産初のWebフィルタリングソフトを市場に出したメーカーならではの付加価値を提供しています。また、フィルタリング製品の根幹を支える国内最大級のWebフィルタリングデータベースと、世界27の国と地域で特許を取得した技術力が高く評価されています。国内でトップシェアを誇るWebフィルタリングソフトとして、家庭および個人向け「i-フィルター」・企業向け「i-FILTER」「i-FILTER ブラウザー&クラウド」を提供する他、企業向けとしてメールセキュリティソフト 「m-FILTER」、クライアント型メール誤送信防止ソフト「m-FILTER MailAdviser」、純国産のセキュア・プロキシ・アプライアンス製品「D-SPA」、ファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」を提供しています。
https://www.daj.jp
  • ※ デジタルアーツ/DIGITAL ARTS、ZBRAIN、アイフィルター/i-フィルター/i-FILTER、m-FILTER/m-FILTER MailFilter/m-FILTER Archive/m-FILTER Anti-Spam/m-FILTER File Scan、D-SPA はデジタルアーツ株式会社の登録商標です。
  • ※ FinalCode はデジタルアーツグループの登録商標です。
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