和歌山市がオンライン学習体制緊急整備のため、
「i-FILTER＠Cloud™」GIGAスクール版を導入
学校と家庭の双方向コミュニケーションを安全な通信で実現

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツは、和歌山県和歌山市（市長：尾花 正啓）のオンライン学習環境のセキュリティ対策に、Webセキュリティクラウドサービス「i-FILTER@Cloud」が採用されましたことを発表します。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う休校措置の長期化により、学習環境をどう守るかが深刻な問題となっており、オンライン授業環境を早急に整備することが求められています。

こうした中、和歌山市は4月30日に、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急経済対策の一環として、2020年度中に市立の小・中学校全児童・生徒へのタブレット端末を配布することを発表しました。文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の一環で、当初2023年度までに整備予定としていた1人1台端末環境の実現を、今年度中に実施することを目指しています。

受験を控える中学3年生のために、オンライン会議システムを利用した「Webホームルーム」を構築し、学校と家庭の双方向コミュニケーションが可能な環境を実現

市のこうした緊急対策を受け和歌山市では、受験を控える中学3年生に対して優先的に、市が保有するタブレット端末を配布するとともに、Wi-Fi環境が整っていない家庭にモバイルルーターを貸与することとし、家庭でのオンライン学習が可能となる体制をいち早く整備することを決めました。

今回重要視したのは、オンライン会議システムを活用した「Webホームルーム」です。朝は健康観察とその日の課題を共有・確認を行い、夕方にその日の課題の進捗等を再度確認します。学校と家庭との双方向通信で学習体制を創るだけでなく、教師と生徒とがお互いの映像を確認しながら話すことで、生徒の健康をも見守ることが可能となります。こうしたシステムを利用して、一部の学校では授業配信も開始しています。

「i-FILTER@Cloud」で各家庭に合わせた安心・安全なインターネット利用をいち早く実現

生徒の学力と健康を守るWebホームルームをはじめとしたオンライン学習環境の緊急整備には、校外から端末を用いて安心・安全にインターネット接続できるセキュリティ対策も同時に整備することが重要となります。Webセキュリティ製品「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版は、クラウド環境で迅速かつ容易に導入が可能で、学習に関係の無い有害情報の閲覧を制限するフィルタリングに加え、情報資産を狙う外部攻撃の脅威も防ぐ「ホワイトリスト運用」を採用しております。柔軟なフィルタリングルールを管理者様が設定することで、通常は禁止されているインターネット上の動画閲覧を特定の授業でのみ許可するなど、自由で発展的な学習に柔軟に対応することが可能です。

■和歌山市教育委員会 和歌山市教育研究所 小西 康弘 様からのコメント

新型コロナウイルス感染症の影響で長引く休校措置の中、子どもたちの学力低下や学習意欲の後退などが懸念され、学びの環境をどう守るかが深刻な問題です。和歌山市では、従来2023年度までに整備予定としていた、「GIGAスクール構想」に基づくネットワーク環境整備と1人1台端末導入を、2020年度までに完了する計画で緊急経済対策を打ち出しました。なかでも、急ぎ受験期の中学3年生を優先的に、市が保有する端末とWi-Fi環境をお持ちでないご家庭に向けてモバイルルーターを配布することとし、クラウド環境でもセキュアなWebアクセスが可能でスピーディーに導入可能であった、デジタルアーツの「i-FILTER@Cloud」を採用しました。引き続き今年度中に市立の全小・中学校の児童・生徒へのタブレット端末確保と安全なオンライン学習環境構築を実現することを目指しています。

デジタルアーツの「i-FILTER」GIGAスクール版特別ラインアップ

■ 有害情報対策＋標的型攻撃対策「ホワイトリスト運用」により、強固なセキュリティ対策を実現

■ 教育機関をサポートするコンテンツを無償でご提供

＜「i-FILTER　子ども見守りシステム」＞

生徒が端末から自殺サイト等へアクセスを試みると、「i-FILTER」でブロックすると同時に指定された教職員及び警報装置へメール通知するアラート機能です。

＜学校向け情報提供サービス「Dコンテンツ」＞

URL情報データベースを基に、全国の小中高校で利用頻度の高い学習アプリなどを人気ランキング順にご提供いたします。

＜サイバーリスク情報サービス「Dアラート」＞

Webセキュリティ製品「i-FILTER」を利用して、マルウェア感染情報等をお知らせするサービスです。

GIGAスクール構想応援キャンペーン 特設サイト