2021年11月08日
デジタルアーツ株式会社

群馬県下仁田町教育委員会のGIGAスクール端末活用事例を公開
~Chromebookでも細かなルール設定等で”積極的な“見守りを実現 ICT活用の新しい挑戦に~

情報セキュリティメーカーのデジタルアーツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下 デジタルアーツ、証券コード2326)は、GIGAスクール構想における1人1台端末のセキュリティ対策として、Webセキュリティクラウドサービス「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版を活用した群馬県下仁田町教育委員会の導入事例を、11月8日に公開したことを発表します。

端末の適切な活用のためにフィルタリングを導入した教育委員会の事例をご紹介

全国の児童・生徒に1人1台端末と高速ネットワークを整備する「GIGAスクール構想」は、新型コロナウイルス感染症拡大によるオンライン学習の必要性が高まったことも相まって、多くの自治体で2020年度内に端末導入が完了しています。各自治体では、端末の学習での活用方法や、児童・生徒の利用ルールなど運用の詳細について検討し、学校現場でのICT活用を進めています。

このような中、9月には東京都内の小学生女児がGIGAスクール構想で配布された端末のチャット上などでいじめを受けたことを苦に、自殺をするという痛ましい事件が起こったことが判明しました。子どもたちは人間関係やコミュニケーションについても発達段階であり、インターネットリテラシーも未熟な部分があります。こうした段階で、制限なくインターネット端末を利用させてよいのか、GIGAスクール端末の活用について課題が浮き彫りになっています。このような事件が再び起きないよう、子どもの安全を見守り、安心して端末を活用できる方法はないのでしょうか。

2020年4月からデジタルアーツでは、GIGAスクール端末を児童・生徒が安全に使い、教員や保護者の皆さまが安心して端末を持たせることができるよう、Webセキュリティクラウドサービス「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版(以下、「i-FILTER@Cloud」)を提供しています。今回は、同製品を導入され、GIGAスクール構想前から町の施策として積極的にICT教育に取り組んできた、群馬県下仁田町教育委員会(以下、下仁田町)の活用事例を11月8日より公開します。 

フィルタリングで見守ることで保護者も教員も安心できる

GIGAスクール構想前から町の施策として積極的にICT教育に取り組み、コロナ禍の休校期間中は、オンライン授業や一部で持ち帰り学習を行うなど、さまざまな実践に挑戦してきた下仁田町。そんな下仁田町ですが、フィルタリングに関しては「タブレット端末を授業でしか使わないのなら、フィルタリングは必要ないと考えていました。

しかし、コロナ禍のオンライン授業をきっかけに、環境を整備する必要が出てきました」と下仁田町教育委員会 事務局学校教育係 係長 佐藤敦保氏はいいます。当初は他社製品を導入していましたが、フィルタリングを外してしまう出来事が起きたのを機に、現場の教員から、フィルタリングを外すことが困難かつ細かく設定できるフィルタリング製品でなければ保護者も教員も安心できないという声があがり、中学校で「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版(以下、「i-FILTER@Cloud」)の導入に至ったといいます。「フィルタリングは単なる規制ではなく、子どもたちの見守りのために必要だと思うようになりました。積極的に見守ろうとしている製品だと感じましたね」と佐藤氏は語ってくれました。

同町における「i-FILTER@Cloud」の特徴的な使い方は、ログの閲覧権限を現場の教員にも与えていることです。一般的にはログの閲覧権限は教育委員会が持ち、学校側は何かトラブルが起きたときに教育委員会に連絡してログを調べてもらう、といった運用が多いのですが、佐藤氏は「現場の教員が子どもたちの利用を見守る手段として、ログの閲覧権限を与えています」と述べています。危険なサイトにアクセスしていないか、授業中に関係のないページを見ていないか、長時間利用をしていないかなど、生徒の利用状況を現場の教員が把握し、不適切な使い方をしている生徒に対しては、“声をかけてみよう”と見守ることができるというのです。

一例として、Chromebookの使用時間などは、教育委員会よりも学校で知っておく方が生徒の見守りに活かせるといいます。下仁田町では「i-FILTER@Cloud」の時間割機能で夜11時から朝6時までの端末使用を制限しつつ、5時間以上の長時間利用については生徒に警告を表示するなど細かく設定しています。

YouTubeやSNSの利用も、目的や必要に応じて「i-FILTER@Cloud」で細かく設定
ほかにも基本的なフィルタリングに関しては、「i-FILTER@Cloud」が提供する推奨フィルターに基づいて、デジタルアーツが安全を確認したURLのみにアクセスさせる「ホワイト運用」を採用しています。また学校現場で利用が広がるYouTubeについても、「i-FILTER@Cloud」で臨機応変に対応しています。下仁田町は通常、YouTubeの視聴を許可していますが、持ち帰り学習の際は保護者の心配を考慮し、学習に有益な文部科学省公式チャンネルのみを視聴する形に変更しました。「i-FILTER@Cloud」だと「学習用の動画提供サイトのみ許可」といった設定が容易にできます。

さらに下仁田町のICT活用で興味深いのは、SNSを全面的に禁止するのではなく、「i-FILTER@Cloud」でSNSを「閲覧のみ」に限り、生徒たちに使用を許可している点です。「SNSについては不安も多いので禁止にするケースが多いですが、『i-FILTER@Cloud』は「閲覧のみ許可する」といった細かい設定ができるので、これを活用しています。SNSとの関わりを考える良いきっかけにもなります」と佐藤氏はいいます。

小さな失敗を恐れず、教員が安心して新たな挑戦ができる環境を「i-FILTER@Cloud」で見守る
子どもたちがタブレット端末を学習用ツールとして、日常的に使うことを重視してきた下仁田町。佐藤氏によると、実際のICT活用もかなり広がっており、ほとんどの教員が毎日使っているといいます。授業はもちろん、Google Classroomを部活動の連絡に活用したり、卒業式や保護者会の講演会もオンライン配信で実施しています。

今後については、簡単にウェブサイトを作成できる「Googleサイト」を活用して、中学生が自分の成果物を蓄積する学習ポートフォリオに取り組んでいきたい考えです。このようにICTを活用して新しい実践に挑戦し続ける下仁田町。佐藤氏は「現場の先生方には失敗を恐れず、どんどん挑戦してもらいたい」とエールを送ります。

■群馬県下仁田町教育委員会導入事例の全文は ▶こちら

デジタルアーツの「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版特別ラインアップ

いじめに関する書き込みを禁止する「POST制御」や「Webサービス制御」のほか、「子ども見守りシステム」も搭載

デジタルアーツのWebセキュリティクラウドサービス「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版は、GIGAスクール構想における1人1台端末を、教育の現場で安全にかつ円滑な学習ができるよう利用いただくために改良した学校用フィルタリングサービスです。国内導入シェアNo.1※の「i-FILTER」におけるフィルタリングデータべースを基に、学習の現場に合わせたきめ細やかなフィルタリングルール設定が可能です。

また、文部科学省がGIGAスクール構想で推奨する3OSすべてで、児童・生徒による裏掲示板やSNSサイトへの書き込み、端末搭載のカメラで撮影した写真のアップロードを制御する「POST制御」機能が利用できます。これにより、児童・生徒が端末を私的に利用し、学習に関係のない使い方やいじめなどにつながる書き込みを防ぐことができます。また、Webサービスごとに「ログイン、書き込み、アップロード、ダウンロード」等の機能を制御する「Webサービス制御」や、生徒が自分の端末から自殺関連サイトへアクセスした際、「i-FILTER@Cloud」でブロックすると同時に指定された教職員もしくは教育委員会へメールでアラートを通知する「子ども見守りシステム」など、子どもの見守りや悩みにいち早く気付くことのできる、教育現場をサポートする機能も備えています。

「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版

※株式会社富士キメラ総研「2020 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」Webフィルタリングツール市場占有率(2019年度)(2020年11月発行)

以上

デジタルアーツについて
デジタルアーツはWebやメール、ファイルなどのセキュリティソフトウェアの提供を核に事業展開する情報セキュリティメーカーです。
1995年の創業以来、「より便利な、より快適な、より安全なインターネットライフに貢献していく」を企業理念とし、有害情報の閲覧を制限するWebフィルタリングソフトを開発、以来企業・公共・家庭向けに情報セキュリティ製品を提供しております。
https://www.daj.jp
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