添付ファイル自動暗号化機能

添付ファイル自動暗号化もサーバー不要、お手軽に実現

メールの誤送信はヒューマンエラーとして企業・官公庁問わず発生しており、誤送信に起因する機密情報の漏洩事故も頻繁に発生しています。1度のメール誤送信で失った社会的信用を取り戻すには時間を要することになり、更に機密情報の漏洩の場合、経営へのダメージも計り知れません。

2016年11月には、IPAが「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」※1を刷新、“情報セキュリティポリシー策定サンプル”内の「電子メール」項において、<傍受による漏洩防止>対策として、「口外秘又は極秘の情報資産を送信する場合は、メール本文ではなく添付ファイルに記載し、ファイルを暗号化して送信する」旨を記載しています。

この“情報セキュリティポリシー策定サンプル”内の同項では <添付ファイル暗号化の方法>として「パスワード保護の設定又はパスワード付きのZIPファイルにする」旨も記載されていますが、現実的には、利用者がメール送信する度に手動で添付ファイルをパスワード付きのZIPファイルに変換するのは失念リスクもあり、かつ手間もかかります。

添付ファイル自動暗号化もサーバー不要、お手軽に実現

「m-FILTER MailAdviser」であれば、サーバーを必要とせずに、ファイルをメールに添付して送信する際に、自動的に添付したファイルのパスワード付きZIP化を実現します※2 。ZIPパスワードは拡張子も含めて任意に設定可。Ver.3.3以上のバージョンであれば、部署やシーンに応じ高度なZIP暗号化AES-256方式選択や、パスワード通知メールの自動送信も可能です。セキュリティを更に強固に保つのであれば、パスワード通知は送信せず、別途、電話などの通信手段で相手に通知する運用も行えます。

添付ファイルをパスワード付ZIPに自動暗号化(Outlook限定)

利用者がメール送信時に手動で添付ファイルをパスワード付きのZIPファイルに変換するのは失念リスクもあり、かつ手間もかかります。

「m-FILTER MailAdviser」であれば、クライアントのみで添付ファイル送信時、自動的に添付したファイルのパスワード付きZIP化を実現。ZIPパスワードは拡張子も含めて任意に設定する等の手動設定も行えるうえ、暗号化ZIPファイルにランダムなパスワードを自動的に付与することも可能です。

部署やシーンに応じ高度なZIP暗号化AES-256方式選択や、パスワード通知メールの自動送信も可能。
セキュリティを更に強固に保つのであれば、パスワード通知は送信せず、別途、電話などの通信手段で相手に通知する運用もおこなえます。

  • ※ ZIPパスワードよりも更にセキュア、且つパスワードレスの添付ファイル暗号化については、「FinalCode」連携をご検討ください。
添付ファイルをパスワード付ZIPに自動暗号化(Outlook限定)
ポップアップ画面の[送信する]ボタンをクリックすると、添付ファイルのZIP化(パスワード設定)が可能

添付ファイル暗号化を行う場合、ZIP暗号化の方式として
「AES-256」も選択可能に(Outlook限定)

添付ファイル暗号化を行う場合、ZIP暗号化の方式として「AES-256」も選択可能に(Outlook限定)

“添付ファイル自動パスワードロック機能”は、標準的なZIP形式だけではなく、「電子政府推奨暗号リスト」で求められるAES方式も選択可能。

AES-256形式を利用するための追加費用や別途モジュール導入は不要です。

利用者または管理者側の設定で、送信メールごと、または部署ごとにAES-256方式を選択できますので、より高度なセキュリティを必要とするシーンや部署ポリシーに応じ柔軟にご利用頂けます。

  • ※ 受信者側はAES-256形式で暗号化されたZIPの解凍はWindows標準機能では不可な点にご注意ください。

「FinalCode」と連携することで、
Outlook利用時の添付ファイル暗号化をよりセキュアに

機密情報を扱う部署のみ、添付ファイルの外部送信時は強制的に「FinalCode」で暗号化可能。送信者のパスワード通知送信の手間も省略化。

送信者がポップアップ画面でメールをチェック後、添付ファイルは自動的にクライアントPCの「FinalCode Client」に引き渡され暗号化された後、送信されます。

受信者はIRM暗号化済み添付ファイルを受け取るため、誤送信防止や内部不正、間接情報漏洩防止にも役立ちます。

「FinalCode」と連携することで、Outlook利用時の添付ファイル暗号化をよりセキュアに
  • ※ 受信者側への専用クライアントソフト導入と、別途「m-FILTER MailAdviser FC Adapter」お申し込みが必要になります。
  • ※ 送信の途中で「FinalCode Client」画面は表示されません。

“情報漏洩につながるリスク”が多数潜んでいる勤務先でのメール誤送信。
メール誤送信の実態調査の結果と具体的な対策をまとめました。

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