厳格な社内セキュリティポリシーを適用・運用するTIS

今西 陽一氏
日本を代表する大手独立系SIerとして、数多くの企業に幅広いSIサービスを提供しているTIS株式会社(以下、TIS)。2011年4月には、同じITホールディングスグループ内のソラン株式会社、株式会社ユーフィットとの合併を果たし、その規模をさらに拡大するとともに、ソリューションメニューを拡充することで、名実ともに独立系SIerのトップランナーとしての地位を固めつつあります。
現在の同社の規模は、単体でも従業員数約6,000名、グループ全体では10,000名以上に上ります。これだけの企業規模となると、クライアントに提供するSIサービスだけでなく、自社内のシステム運用にもかなり高度な要件が求められてきます。
「特にセキュリティ対策に関しては、かなり厳しいポリシーを設けて運用しています」。こう語るのは、同社 コーポレート本部 情報システム部 副部長の今西陽一氏。
「金融系企業をはじめ、厳しいセキュリティ要件を持つお客さまとのお取引が多いので、自ずと弊社内でも機密情報の取り扱いや、開発・本番環境へのアクセス管理、その他のセキュリティ施策には相当厳しいポリシーを適用しています」
そんな同社が行うセキュリティ対策の中で、極めて重要な位置を占めているのが、「i-FILTER」を使ったWebフィルタリングなのです。